超特急、結成14年で念願の『Mステ』出演へ 諦めずに進み続けたから叶える初の大舞台
超特急が、10月24日放送の音楽番組『ミュージックステーション』(テレビ朝日/以下、『Mステ』)に出演する。
超特急、『Mステ』出演の喜びをファンと分かち合う
2011年12月に結成した超特急だが、『Mステ』への出演は今回が初めて。約14年越しの出演とあって、この情報が発表された10月17日以降、SNSではファンを中心に大きな盛り上がりを見せている。
実際、告知があった当日にはスケジュールの関係でこの場には欠席となったタクヤを除くメンバー8人でInstagram、TikTok、Weverseでのライブ配信を開催し、ファンに心境を生告白。結成初期からのメンバーである“1桁号車”の4人は「昔から言っていたもんな」「階段を降りるならどうするかとやっていたもんね」としみじみ。カイは「皆さんに嬉しい報告ができて幸せですね」と話した。
そして、タクヤとも生電話をし、音声のみで出演。ここでタクヤは「嬉しいですね!」と喜びを語る。「僕たちもそうですけど、8号車(超特急のファンの呼称)のみんなもおめでとうですよね」と続け、最後にはハルを中心に「#超特急Mステに向けて爪トギ中」というハッシュタグの拡散も告知した。
このようにファンと喜びを分かち合ったが、それだけに止まらないのが超特急だ。
ファンと喜びを噛み締めたライブ配信に加えて、10月19日には、グループ公式X(旧Twitter)にてスタッフが超特急メンバーを集めて「10月24日、『Mステ』決まりました!」と発表した瞬間の動画を公開(※1)。この知らせを聞き、驚きを隠せずに静かに口を開くリョウガとユーキ、後ろに下がりしゃがみ込むタカシ、帽子を取りお辞儀をするカイとタクヤ、大きな声で叫ぶシューヤ、思い思いに喜びを表現するマサヒロ、アロハ、ハルと個性があふれる反応が見られた。心から喜ぶメンバーの姿に、『Mステ』出演への喜びを改めて噛み締めるファンの声が寄せられていた。
記念すべき『Mステ』初出演ソングとして披露するのは最新曲「NINE LIVES」。「NINE LIVES」といえば、すでに『CDTVライブ!ライブ!』(TBS系)といった音楽番組や、『ZOZOFES』などのイベントでも披露しており、その度にたまたまステージを目にした視聴者や観客の心に“爪痕”を残してきた楽曲の1つ。〈爪研ゲ 爪研ゲ 爪研ゲ/爪きらきら〉という一度聴いたら、耳から離れないキャッチーな歌詞とメロディで、より多くの視聴者を虜にするではないかと、期待が高まる。
超特急、夢を掴むまでの長い道のり
そして、この喜ばしい知らせと同時に筆者の脳裏をよぎったのが、今年の8号車の日=8月8日に行われた『BULLET TRAIN ARENA TOUR 2025 EVE』の最終公演でのタカシの言葉だ。「超特急っていろんな歴史があって、一時期ね、この人たちは『ドーム立たれへんのちゃうか”』とか『超特急、もう終わったんちゃう』みたいなことをすごい言われる時期があって」「でも、8号車の笑顔を見てたら、絶対に諦めることは、俺できんなと思ったんですよ」――。あれから約2カ月、彼らは諦めなかったからこそ手に入れることのできた夢の舞台でパフォーマンスを叶えるのだ。
言うまでもないことだが、超特急の躍進には14年という長い年月、彼らが持ち続けた諦めない心と努力がある。その歴史の中には、きっと我々が想像する以上に過酷で、そして長いトンネルのような暗い時期もあっただろう。しかし、彼らならば、今回の『Mステ』出演を大きなバネにして、目標としている東京ドームも、さらにもっともっと大きな夢も、きっと叶えられるに違いない。まずは明日24日、悲願のステージで彼らがどんなパフォーマンスを見せるのか。リアルタイムで見守りたい。
※1:https://x.com/sd_bt/status/1979887757364519296