桑田佳祐・宮本浩次、“盟友”を集めた武道館公演続く 従来のバンド/ソロとも異なるスペシャルなステージに
宮本浩次、ソロツアーのメンバーから奥野真哉までが集結
日本武道館といえば、新プロジェクト『俺と、友だち』をスタートさせた宮本浩次が10月27日にライブを開催することでも話題となった。
『俺と、友だち』は、宮本のソロ活動5周年を経て立ち上げた新プロジェクトだ。現時点で詳細は未知数だが、宮本の“新しい挑戦”が大きなテーマとなっている。
先立って開催された下北沢SHELTER公演には宮本に加え、syrup16gのベーシスト・キタダマキが登場。キタダといえば、2021年から2022年にかけて宮本の47都道府県ツアー『TOUR 2021-2022 日本全国縦横無尽』にもバンドメンバーとして参加。後にキタダはこのツアーを振り返り、ボーカリストとしての宮本を絶賛し、「良かった」としみじみと振り返っていた(※1)。
10月27日の日本武道館公演にはキタダに加え、同じく『TOUR 2021-2022 日本全国縦横無尽』に参加した名越由貴夫(Gt)、玉田豊夢(Dr)がバンドメンバーに名を連ねている。名越も同ツアーを振り返り、終盤の公演では名残惜しい気持ちになっていたことを明かしていた(※2)。玉田もツアーには独特の緊張感があったとしつつも、「その緊張感が好きだった」そう(※3)。なお、今回はソウル・フラワー・ユニオンの奥野真哉(Key)もバンドメンバーとして参加予定。盟友として知られる両者が、こうして新プロジェクトでも顔を揃えているのはファンとしては嬉しいのではないだろうか。
桑田も宮本もそれぞれに長いキャリアと数え切れないほどの代表曲、ヒット曲を持つアーティストだ。それぞれにチャレンジングな姿勢を貫き、今なおさまざまなアイデアでファン/リスナーを楽しませ続けられるのは、彼らがアーティストとして創作への探求心を持ち続けているからこそなのだと思う。
※1:https://spice.eplus.jp/articles/310257
※2:https://spice.eplus.jp/articles/305880
※3:https://spice.eplus.jp/articles/314988