草彅剛、明石家さんまとの再会「初めて友達になれた気がする!」 新たな距離感と『終幕のロンド』とのリンク

 いよいよ今夜、10月13日より草彅剛主演の新ドラマ『終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―』(カンテレ・フジテレビ系/以下『終幕のロンド』)がスタートする。初回放送を前に、草彅は1週間前から自身のX(旧Twitter)でカウントダウンを開始。「宣伝の方よろしくお願いします。私が代表でーす」「みんな宣伝部長です」とフォロワーに呼びかけ、自ら音頭を取って作品への期待を高めてきた。

 そんななか、特に盛り上がりを見せたのが、10月8日放送の『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)へのゲスト出演だ。MCを務める明石家さんまとは30年以上にわたる親交があり、昨年12月には特番『誰も知らない明石家さんま』(日本テレビ系)内の特別ドラマで、草彅が“さんま役”を演じたことも記憶に新しい。

 そこで描かれたのは、かつての人気番組『オールスター紅白大運動会』(フジテレビ系)で、当時トップアイドルだった田原俊彦とのリレー対決にさんまが勝利したというエピソード。“芸人はアイドルに花を持たせるもの”という暗黙の了解を破ったこの逸話を、自身も大きな障壁に直面した国民的アイドル・草彅が演じる。そんな構図にも、どこか考えさせられる部分があった。

 そんな縁深いふたりが久しぶりにテレビ共演を果たすとあって、放送前から注目が集まった。オープニング早々、草彅が「今日気づいたことがあったんですけど、さんまさんとテレビに出る時がいちばん緊張します」と告白すると、すかさずさんまが「何百回と共演してるやないか!」とツッコミを入れるという、テンポのいい掛け合いにスタジオは笑いに包まれた。この息の合ったやり取りが、ほぼ台本なしの“フリートーク”で展開されているのも、長年の関係性があってこそだろう。

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