BE:FIRST、ワールドツアーで受けた刺激 各国をめぐって得たものが今後のグループを盛り上げる?
番組冒頭、RYUHEIは「一気に忙しくさせてもらったなというか。毎週、(日本に)帰ってきて1週間後にフライトという生活がずっと続いていて。日本を離れるのが寂しいなと思うんですけど、なんだかんだ行ったら楽しいなってのがあるので。またこんな機会があるといいなと思う旅でした」と語っていた。日本と海外を頻繁に行き来する生活を送っていたことに加え、「離れるのが寂しい」という感情から日本の良さを再確認することもあったのではないだろうか。もともと楽曲に“日本らしさ”を加えることの多かったBE:FIRSTだが、もしかすると今後は彼らが実際に感じた日本の良さが盛り込まれていくかもしれない。
また、SHUNTOはイギリスではThe Beatlesのジャケット写真でも知られるアビイ・ロードに行ったり、サッカー好きのRYUHEIはリヴァプールのアンフィールドスタジアムに行ったりもしたそうだ。SHUNTOが「その国を肌で感じられる時間も取れていた」と語っていたが、そういった経験は間違いなく彼らの視野を広げたことだろう。その視野の広さは楽曲制作にも活かせそうだ。
他にもRYUHEIはフランスでオペラ座の外観を楽しんだようで「音楽専用に作られたのかってくらい豪華で見応えがあった」と語る場面も。この刺激は、ライブ演出やセットなどのヒントにもなり得るだろう。さらに「オランダの人は背が高いから何を着ても似合う」(RYUHEI)、「かなり買い物もしましたし。ヴィンテージTシャツとか」(SHUNTO)とも話しており、ファッション面でも刺激を受けたことが想像できる。衣装についても、これからメンバーの意向がグッと反映されていくのかもしれない。
こうして振り返ると、今まで以上に音楽活動に関するクリエイティブをメンバーが担っていくことも期待できるだろう。これから大型夏フェスへの出演、『BMSG FES’25』の開催、11月からの『BE:FIRST 2nd Fan Meeting -Hello My "BESTY" vol.2-』の開催と先々までスケジュールが決まっているBE:FIRST。次はどんなクリエイティブで人々を楽しませていくのだろうか。彼らの新たな一手を楽しみに待ちたい。