TWS ソロインタビュー Vol.3:YOUNGJAEが語る「存在できる理由」 溢れるメンバー愛とグループ愛、そして“42愛”

 2024年に最も活躍した新人グループを挙げるとするならば、その筆頭に立つのがTWSだろう――。その確信をもって、リアルサウンドではたびたびライブレポートやコラムなどでTWSを特集してきた。

 TWSは、2024年1月にHYBE MUSIC GROUPレーベル・PLEDIS Entertainmentからデビュー。1stミニアルバム『Sparkling Blue』のタイトル曲「plot twist」のヒット、デビュー作から4作連続でのハーフミリオン達成と、デビュー直後から軒並み好成績を残してきた。

 そんな彼らが、今年7月2日にシングル『はじめまして』で日本デビューする。それを記念して、リアルサウンドではメンバーの一問一答形式のソロインタビューでSHINYU、DOHOON、YOUNGJAE、HANJIN、JIHOON、KYUNGMIN、6人それぞれにフォーカス。6週にわたっての連載でお届けする。

 Vol.3は、YOUNGJAE。一つひとつの問いに丁寧に答えてくれた彼。その言葉からはTWSに対して、自分自身に対して、そして42に対して真摯に向き合ってきた誠実さが伝わってくると思う。

デビューを経て変化した意識「ぶつかってみないと結局避けることになる」

――デビューして1年半が経ちました。1年半のあいだに、皆さんが個人的に「いちばん成長した」と思うところはどこですか?

YOUNGJAE:ぶつかってみること。デビュー前までは外の世界がどのように動いているのかまったく知らずに練習室のなかだけで過ごしていたので、僕自身が温室のなかの観葉植物のような感覚でしたが、デビューしてからはすべてが実践であり、ぶつかってみないと結局避けることになるので、それがイヤで、今もぶつかってみているし、「ぶつかってみること」に対する恐怖が少しずつ減ってきていると思います。

――この1年半の活動を通して新たに知ったメンバーの一面やそれぞれの魅力を教えてください。

YOUNGJAE:
〈SHINYU〉SHINYUは、凛としたお兄ちゃんのような外見だけど、内面は恥ずかしがり屋でまだ子どものようなところがあるのがギャップだと思います。
〈DOHOON〉DOHOONは、カリスマ性のあるステージ上とは違って、ステージの下では無限のいたずら好きで冗談を言うのが好きなところが魅力的だと思います。
〈HANJIN〉HANJINは、かわいらしい外見とは違い、たまに見せる男らしい瞬間が「おっ?」と驚かされるポイントだと思います。
〈JIHOON〉JIHOONは、ダンスの練習や踊る時はすごく真面目で、ひとつの狂いもなく完璧を追求する完璧主義者ですが、意外とメンバーと一緒にいる時や楽な状況では、ムードメーカーになるくらい面白い人だと思います。
〈KYUNGMIN〉KYUNGMINは、メンバーたちと一緒にいる時は憎めない末っ子でもあり、メンバーからの愛を独占しているかわいくて愛らしい末っ子にしか見えないのですが、それとは違ってステージ上では誰よりもお兄さんらしい姿を見せることがあります。

――デビュー後の活動期間中、主観的にTWS、そしてご自身にとって最も印象に残ったステージはいつですか?

YOUNGJAE:すべてのステージがとてもよかったですが、個人的には大学祭のステージがいちばん好きです。普段のステージの感じもとてもいいですが、大学祭は特に生のエネルギーをより多く感じることができたと思います。

――デビューした当初は“SEVENTEENの弟分”として注目を集め、2024年において“今年最高の新人”の名に相応しい活動をしてきました。そう言われながら活動するなかで、現在見ている理想像を教えてください。

YOUNGJAE:まずタイトルがあり、またそう呼ばれることをとても光栄に思いますし、今後は“多才で万能”というキーワードが一緒に付くように頑張ります。

――今年3月には、グループ初となる日本でのファンミーティング『2025 TWS 1ST FANMEETING <42:CLUB> IN JAPAN』を開催しました。このファンミーティングでいちばん記憶に残っているのは、どんな場面ですか?

YOUNGJAE:僕は個人的に、フロア席の隅々まで回って「Highlight」という曲のステージをした時が記憶に残っています。フロア席に下りて42の皆さんをあんなに近くで見てステージをしたのは初めてで、とてもよかったので記憶に残っています。

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