BE:FIRSTはBMSGと一心同体で進んでいく 事務所の先頭に立って証明する自分たちの音楽
また、BE:FIRSTメンバーも所属事務所であるBMSGを思う気持ちは相当に大きい。『BE:FIRST LIVE in DOME 2024 “Mainstream – Masterplan”』でのMCを振り返ってみると、「周りからは『早いね』って言われたけど、これぐらいのスパンでドームに行かなきゃ日高(光啓/SKY-HI)さんがBE:FIRSTを作った意味がないという責任を感じていた」(MANATO)、「BESTY(ファンの呼称)はもちろん、日高さん、BMSGのスタッフ、関係者のみなさんに支えられたおかげです。まだまだ俺らは先に進みます。『それは奇跡だよ』って言う人がいたとしても、こいつらは必然的にここに立ってるって証明する」(JUNON)など、口々にBMSGの代表取締役CEOであるSKY-HIに対する感謝の言葉を述べていたのである。
以前、SKY-HIは「アーティストとして有名になっていくと、当然自分たちが有名になってきているという自覚が出てくる。そのときにどこにテンションが高まるかは、人それぞれ。正直、みんながお金や功名心優先になるなど、変な方向に行かないようにしないといけないな、という怖さもありました。でも、蓋を開けてみれば、彼らの『こうありたい』は『音楽』に全力で向かっている」(※1)と語っていたことがある。BE:FIRSTがこういった状態であるのも、それぞれが好きに音楽ができる環境がBMSGにあり、その環境で輝ける素質をBE:FIRSTが持っていたからだろう。つまり、BMSGが成長していくことがBE:FIRSTの成長へ、BE:FIRSTの成長がBMSGの成長へつながっているのではないだろうか。次々と新たな一手を打ってきたBMSGと、それを象徴するグループであるBE:FIRST。一心同体である彼らの成長は止まらなさそうだ。
※1:https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00592/00098/
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