SixTONES、冠番組から紐解く10年間愛され続ける理由 何事も“楽しさ”に変換する6人の関係性

 9月15日に放送されたSixTONESの冠番組『SixTONESの今日からプロデューサーズ!』(日本テレビ系)を観て、やっぱり6人の雰囲気が好きだと思った人は多いのではないだろうか。同番組の放送が発表されたとき、松村北斗が「6人で何かやるのが、楽しいから好きなんですよ」(※1)とコメントを出していたが、彼らのやり取りを見ていると、“素”で仲良しなのだということが伝わってくるのだ。

 それこそ、『私立バカレア高校』(日本テレビ系)に出演して、“バカレア組”と呼ばれていた時代から、お互いを信頼し合っているからこそ、干渉しすぎない絶妙な距離感を保っている。グループ結成から10年目に突入して、それぞれ個人仕事が増えてきても、根底にある絆や思いやりが揺らいでいないのが分かるから、安心して見ることができるのだと思う。これは、お茶の間の人気を得るためにマストな要素だ。

 先日放送された『SixTONESの今日からプロデューサーズ!』では、予算が限られている中、遊園地の70周年イベントをプロデュースする……という難度の高いお題が突きつけられた。しかし、ヒーローショーのアクションシーンで汗だくになりながらも、彼らはとにかく楽しそう。イベントを終えたあと、森本慎太郎が「仮面のなかで、泣きそうになった」と言ったとき、こちらまでもらい泣きをしてしまいそうになった。

 SixTONESはどんな状況にいても喜びを見つけて、楽しさに変換できる人たちが集まっている。だからこそ、見ていてパワーをもらえるのかもしれない。

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