SixTONES 松村北斗、倉田瑛茉との“楠見親子”から目が離せない 父親役を演じて芽生える新たな感情

 “役づくり”などの一言では到底片づけられないほどの関係を築いた松村と倉田。劇中でも違和感を与えない自然な芝居が作品を大きく支えている。また、第1話からストーリー展開はもとより、楠見を演じる松村の涙の芝居にも大きな反響が寄せられた。役柄上、感情表現をくっきりと出さない芝居だからこそ際立つものがある。今作での姿をきっかけに、さらに様々な監督からの出演オファーが届くことを予感させる。

 第1話から関連ワードがX(旧Twitter)で世界トレンド1位を獲得したほか、見逃し配信のTVerでも、放送日が過ぎてさまざまな話題作が相次いで放送される中でも上位に食い込むほどの大健闘を見せる今作。主演の松本は、これまでも多くの作品に出演し、近年に絞ってみても『やんごとなき一族』(フジテレビ系)で見せた芝居で「怪演」「松本劇場」などと呼ばれるほどのインパクトを残してきた実力派。今作では、芸歴18年目で、GP帯連ドラ初主演を掴んだ。一方の松村も、今作で初のシングルファザー役に挑んでいる。“初”づくしではあるが、これからのドラマ界を牽引する俳優であることを印象づける作品になりそうだ。

 さて、第3話では、これ以上気を遣わないようにと、西園寺の提案で“偽家族”を試して検証することに。“ハートフルラブコメディ”と掲げているだけに、西園寺と楠見親子にはどんなストーリーが待っているのか。ここからさらに深部に向かって加速していきそうだ。

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