『第65回 日本レコード大賞』司会は安住紳一郎アナ&川口春奈 Adoへの取材は“安住NG”の可能性も?

 12月30日よる5時30分から4時間半にわたり初台・新国立劇場より生放送される『第65回 輝く!日本レコード大賞』の司会者が、このほど行われた記者会見で発表。12年連続となる安住紳一郎TBSアナウンサーと、初司会となる川口春奈が担当することが明らかとなった。 

 会見にて安住は「年末、2023年に活動された音楽関係者のみなさまが、今年1年を代表する曲を、音楽関係者が揃ったもとで披露するという、日本のショービジネスの世界で非常に華やかなステージだと思いますので、またそこに携われることを嬉しく思っています」と挨拶。初司会の川口は「本当に驚きと、そして当日楽しみだなという思いと、安住さんが隣にいる安心感と、とにかくワクワクしております」と現在の心境を語った。

川口春奈

 今回の受賞者の顔ぶれについて川口は「幅広い世代に愛されているアーティストさんたちが多いなという印象を受けました」とコメント。注目しているアーティストを聞かれた安住は司会という立場を踏まえて今年で3回目の出演になるAdoに触れ、「会場にはいらっしゃらない活動スタイルをとっていらっしゃるので、電話出演というのを過去2回やってるんですけど、私のいつもの癖でかなりつっこんで質問をしてしまい、関係者たちから苦笑をいただく展開になってしまいまして。今年もしかすると電話の応対を私でなくて川口さんがやっていたら、“安住がNGくらったんだな”という風に見てほしいなと思って。それが私の当日まで一番楽しみなことです!」と注目ポイントを語る。

安住紳一郎

 お互いの印象を聞かれ、安住は「川口さんは国民的な女優だという認識がある一方で、バラエティとか動画配信のサイトを見ていますと、むしろ面白い人という認識の方が上回って。今日も『モニタリング』のドッキリか何かを仕掛けられてるんじゃないかなと考えたりとか。普段コメントされることがすごくビビッドでハツラツとして面白い方なので、仕事とはいえ、一緒にいて楽しみです」「今こうして話している時でも面白くないなとか思ってたりとかするんじゃないかなとか。ちょっと同業目線という感じで、私の発言で本当に笑っている時があったらすごく嬉しいなという感じです」と、緊張気味の川口も思わず笑ってしまうコメントをする。これに対し川口は「すごく自然体でいさせてもらえる大先輩でございます」と答えた。

 安住に聞いておきたいことについて、川口は「さっき、『もし噛んじゃったり間違えてしまった場合どうしたらいいですか?』ってお聞きしたら、難しい文言はお互い押しつけ合おうということをおっしゃっていたので、押しつけあって、2人でチームプレイで」と確認しあう2人。また、『紅白歌合戦』司会経験のある川口に安住は「『紅白歌合戦』と違うのは、アーティストの皆さんがリハーサルと本番では明らかに緊張の度合いとか随分と……『紅白歌合戦』の本番を直接見たわけじゃないんであれなんですけど、ちょっと予想外なことがあるのが『レコード大賞』」とアドバイスする。さらに「でも川口さんはそういう生っぽいところで、皆さんの表情を楽しむ余裕がさっきから話しているとある感じがするので、いい緊張感のあるステージと、テレビをご覧になる皆さんもそういう雰囲気を楽しめるんじゃないかなと期待しています」と語った。

 今回の受賞者の中で推しのアーティストを聞かれ、安住は優秀作品賞を受賞したMrs. GREEN APPLEのステージパフォーマンスへの期待、川口は優秀作品賞および特別賞のNewJeansの名前を挙げる。また安住は「最優秀歌唱賞を受賞したJUJUさんのステージがあるんですけど、意外に緊張される方らしくて。1週間前に違う仕事でJUJUさんに会ったんですけど、マネージャーさんから『放送に関係ないお喋りの中でも緊張するので、レコ大の話はまだしないでください』と言われて、そんな余談の中でもしちゃダメなぐらい意識されているんだなって。なので当日JUJUさんの緊張をほぐせるような何かができたら」とエピソードを語り、笑いを誘った。

 最後に安住は「12月30日に究極のライブショーということで、1年間活動された音楽関係者の晴れの舞台だと思っています。放送事業を担当します私たちも最高の技術でそれに応えたいという意気込みで毎年作っております。お忙しい時期だと思いますけれども、ぜひご家族揃ってテレビを観ていただければ嬉しく思っております」とコメント。川口は「1年を締めくくる本当にスペシャルな1日。そしてアーティストの方達のパフォーマンスを、私自身すごく楽しみにしていますし、私も一生懸命、安住さんと頑張ることで観ている方達にポジティブなメッセージを受け取っていただければなと思いますので、ぜひたくさんの方に見ていただきたいです」と本番に向けて意気込みを語った。

 新コンビが年末をどう盛り上げるのか、受賞アーティストの熱いパフォーマンスとともに期待したい。

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