Snow Manのメンバーカラーが果たしてきた役割　9人のキャラクターの確立にも

　深澤が加入当時まだ馴染めていない3人と6人の橋渡し的な役割を担ってくれていたというラウールの話から、“誰が一番エモい思い出を言えるか”の流れに。そこで話題にあがったのが、メンバーカラーについて。もともと緑のカラーで活動していた向井に深澤が提案したのがオレンジ。「康二にピッタリの色があるんだけど。オレンジなんだけどどうかな？　康二の笑顔と笑いは太陽みたいな感じだよなーって。太陽のようにみんなを照らしてほしいって」と、向井が当時を再現しながら話すと、時の流れを感じるピュアな表現に気まずそうな深澤。ラウールも「白なんてどうかな？　これから何色にでも染まっていけるお前には白がピッタリだと思う」と、深澤から告げられたことを明かした。そして、そこまで静かに話を聞いていた目黒が「目黒で黒ってついてるじゃん。だから黒ね」というあまりにもシンプルな理由で黒になったというオチも。しかし深澤は「（名前が違っても）それでも俺はたぶん黒にしてると思う。やっぱその人の雰囲気に合ってる」と付け加え、ラウールが「本当ありがたいよね」としみじみ語っていたのが印象的だった。

　「名は体を表す」と言われるように、Snow Manにとっての色はそれに近いものかもしれない。もともと似合う色だった人、徐々にその色が似合うようになった人。グループとファンが9色を大切にしてきた歩みとともに、9人がまったく異なる個性を磨き活躍する今があると考えると、とても感慨深いものがある。