稲垣吾郎&草彅剛&香取慎吾、『ななにー企画会議』で見せた誰も知らない新たな顔 番組リニューアルへ高まる期待
最後に、企画を披露したのは実業家と慶應義塾大学特任准教授の顔を併せ持ち、『Nスタ』(TBS系)、『DayDay.』(日本テレビ系)、『ABEMA Prime』(ABEMA)など情報番組でコメンテーターも務める若新雄純。
憑依型俳優とも言われてきた草彅にこれまで演じたことのない“チャラい人”を分析・体現してもらう「チャラい人」。稲垣に変わった髪型の人の人生を探ってもらう「髪型の社会学」。香取がニートたちと一緒の時間を過ごす「ニートピクニック」など、社会実験的な研究を行う若新ならではの企画が並んだ。
そして、いずれも、ドラマ『いいひと。』(フジテレビ系)で世のなかの“いい人”像を新たに作り上げたといっても過言ではない草彅、長年ミリ単位で分け目を調整するなど髪型への並々ならぬこだわりを貫いてきた稲垣、老若男女から「慎吾ちゃん」と親しまれてきた香取だからこそできる企画だとも言える。
特に見知らぬ人たちといきなり「ピクニックに行け」と言われても、多くの大人は「何を話せばいいかわからない」と困惑するところ、香取は「最高じゃん!」と目を輝かせていたのが印象的だった。これまで数々のバラエティ番組でロケを経験してきた香取のキャパシティの広さを感じずにはいられない。
高い知名度を持ちながらも、まだまだ知られていない過去や私生活の部分があること。それが、長年隣にいた3人のあいだにも存在すること。そして、驚くほど身近なところに経験していない「はじめて」があること。さらに、続けてきたからこそ説得力を持って取り組める企画があること……。
今回の企画会議を見ただけでも彼らのエンターテイナーとしての底知れぬポテンシャルを感じることができた。果たして、パワーアップした『ななにー』では何が始まるのか。まずは、どの角度から切り込むのかワクワクしながら待っている。
香取慎吾、SMAPのメンバーカラーで描いた“推される人生を生きること”の真意 『週刊文春WOMAN』表紙画から伝わること
香取慎吾は、2018年12月の『週刊文春WOMAN』創刊以来、毎号表紙画を描き下ろしてきた。19作目となる今回の2023秋号では…
稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾、アポなしロケからも伝わるスター性 豊富すぎる魅力を整理して目指すパワーアップした『ななにー』
2018年4月より毎月第1日曜日に生放送してきた稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾によるレギュラー番組『7.2新しい別の窓』(ABEMA…