=LOVE、≠ME、≒JOY、“イコノイジョイ”が不動の女性人気を確立した理由 指原莉乃プロデュースで注力されたポイントとは?

 姉妹グループの≠ME、≒JOYもまた女性ファンは多い。=LOVEと比べると比率は落ちるかもしれないが、それでも客席に女性ファンは目立つ。なんとなく誰のファンなんだろうなとその身なりから感じる女性ファンも多く、≠MEでは鈴木瞳美と谷崎早耶が圧倒的な支持を集めている印象だ。このふたりは大谷と同じく“毎日メイク”の動画を公開しているだけでなく、9月30日に開催される『Rakuten GirlsAward 2023 AUTUMN/WINTER』にてモデルとしてランウェイのステージを闊歩する。ちなみに、『ノイミーステーション』(ABCラジオ)の番組スポンサーは、「K-Palette」でお馴染みの化粧品メーカー「クオレ株式会社」である。

【2022年最新版】鈴木瞳美の毎日メイクを紹介します!【すっぴんから完成まで】
【保存版!】徹底解説💓ノイミー谷崎早耶の毎日メイク【さややん】

 大谷とは別ベクトルで女性からの熱い支持を受けているのは、中性的な魅力とクールなパフォーマンス、それでいて甘えん坊なギャップを持つ=LOVEの野口衣織。(型にハメるのは心苦しいが)≠MEでは冨田菜々風、≒JOYでは江角怜音がそのポジションに当たり、9月3日にパシフィコ横浜 国立大ホールで開催された『≒JOY 1stコンサート「初めまして、≒JOYです。」』の終演後には、江角に“沼落ち”したという女性ファン同士の会話が聞こえてきた。グループを大きく押し上げた3rd Song「超孤独ライオン」のパフォーマンスもあるだろうが、江角は当日2階に上がってファンサービスをしていたメンバーのひとりであり、その笑顔に撃ち抜かれたのかもしれない。

≒JOY(ニアリーイコールジョイ)/ 『超孤独ライオン』(from イコノイジョイ2023)【LIVE ver. full】

 こうしたファン同士の会話は意識せずとも聞こえてきてしまうもので、9月22日より上映が開始となったライブフィルム映画『=LOVE Today is your Trigger THE MOVIE』を観に行った際にも、近くに座っていた女性2人組は『CDTVライブ!ライブ!』(TBS系)からのファンということだった。それはつまり、「ナツマトぺ」を披露した9月4日オンエアからということ。映画内でも客席や会場外でのインタビューとして多くの女性ファンが映っているが、10月18日、19日に開催されるさいたまスーパーアリーナで開催される6周年コンサート『=LOVE 6th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT』で、その数はさらに増えていくことだろう。

映画『=LOVE Today is your Trigger THE MOVIE』本編映像解禁/2023年9月22日(金)より全国公開

 余談だが、今年6月に開催された『≠ME全国ツアー2023「We shout “I am me.”」』の日本武道館公演の帰路で忘れられない会話がある。城門で少々狭くなっている通りで、おそらく初めて≠MEのライブに来たであろう女性3人組。後ろにいた男性ファンのコールが衝撃的だったというのだ。コロナ禍で長らくコールができなかったことは、ある種、女性ファンがライブに来やすい環境を形成していたとも言える。筆者は取材を兼ねて観ることがほとんどなのでコールをすることはないが、広く見れば同じ男性ファンとして聞いていて胸が苦しくなる部分はあった。どうなるんだと耳をダンボにして聞いていた結果、「でも、ライブって感じがしたね!」と3人が笑い合っていたのを見て、ほっと胸をなで下ろしたのだった。

※1:『anan』2361号より
※2:2023年9月4日放送『CDTVライブ!ライブ!』VTR映像より

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