福山雅治、チケット転売への厳しい姿勢を強調 武道館公演で転売者を特定し入場不可、“FC永久退会”に

 福山雅治のSNSおよびオフィシャルサイトが、8月15日に「【重要】チケット転売に関してのご報告」というタイトルで更新された。そのなかで、8月10日、12日、13日に日本武道館にて行われた『FUKUYAMA MASAHARU LIVE@NIPPON BUDOKAN 2023 言霊の幸わう夏』の公演チケットの転売行為および購入行為に関して言及した(※1)。

 これに先立ち、5月29日には同公演のチケットの転売が確認されていると報告(※2)。その状況を鑑みたうえで同公演の“チケット申込者分のチケットを分配不可”とし、同様の転売行為および転売チケットを購入する行為は、福山のオフィシャルファンクラブ「BROS.」会員規約に挙げられている禁止行為に該当することとなると言及。不正行為が発覚したチケットはすべて無効となり、チケット出品者、チケット購入申込者ともに当日の入場が不可、加えて取引が成立しなかった場合にも、出品を行った時点で入場不可の対象となり、その場合のチケット代金や各種手数料の返金は一切行われないと明記した。さらに、当時の発表コメント内には、「チケットを売った方・買った方ともに、BROS.からは強制的に永久退会とさせていただきます」とも記されていた。この転売対策に関し、「厳しい対策賛成です」「素晴らしい対応」などのコメントが寄せられ、Twitter(現X)では「永久退会」というワードが一時トレンド入りした。

 今回の発表では、事前にチケットの転売行為および購入行為を行わないよう注意喚起していたものの、同公演当日までに転売・購入が複数件発覚したと報告。これらはオフィシャルファンクラブ会員規約にも複数違反しており、理由や目的を問わず一切を禁止していることを再度強調した。

 なお、転売が疑われたチケットについては、プレイガイドやイベンターの協力のもとに転売者を特定し、公演当日に事実確認を行ったうえで、チケットを無効化、当日の入場を不可としたそう。またチケット転売仲介サイトにて出品した会員、購入した会員ともに、強制的にオフィシャルファンクラブから永久退会の措置をとるという。強制退会となった会員には支払い済みの入会金や年会費は返金されないとしているほか、過去に強制退会を行った者の再入会の禁止をはじめ、過去に強制退会となった事実を隠して再入会を行った者について、その事実が後に判明した場合はその時点で再度強制退会となり、その場合においても支払い済みの入会金や年会費は返金されないと規約に則って説明をしている。

 報告の最後には、「チケット転売は、“購入者”がいなければ、取引が成立しません。どうか今後とも正規ルート以外でのチケットの購入は決しておこなわないよう、強くお願い申し上げます」「今後ともチーム福山は、ルールを守って、純粋に応援してくださっているBROS.の皆様のために、転売行為に対して断固とした姿勢で対応してまいります。それと同時に、急用、急病等の理由でご来場いただけなくなった方のための公式リセール制度をご用意するよう、今後とも努めてまいります」と綴っている。

※1:https://fmsp.amob.jp/mob/news/news_show.php?site=F&cd=12356
※2:https://fmsp.amob.jp/mob/news/news_show.php?site=F&ima=3231&cd=12277

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