BE:FIRST、「Boom Boom Back」リアクション動画から見える細部へのこだわりと目線の高さ

 ひと通り見終えたメンバーは「過去一!」、「シーンの繋ぎがヤバい」と大絶賛。SOTAとJUNONの「もう1回見たい」というリクエストによって、途中気になるシーンで止めながらもう一度見ることとなった。まずストップがかかったのはMV冒頭、高校生に扮したMANATOが90年代の渋谷にトリップするシーンだ。黒髪になった姿にSHUNTOから「髪色、何!?」とツッコミが入ったり、JUNONから「イヤホンしながら歩くのって危険じゃない?」と物言いが入ったり、SOTAから「ネクタイちゃんと締めろよ、かっこつけるなよ」と注意されたり。それを聞いていたMANATOが投げやりに言った「もうモザイクで!!」という返しは、秀逸だったのではないだろうか。冒頭から盛り上がりを作った後、RYUHEIはまたもや歌い出しのMANATOのシーンでストップ。「かっこいいって!」と賞賛のコメントを送る。それを機にLEOが「SHUNTOの唇って素敵だね」、SHUNTOは「ここのRYUHEI、イケメン」、さらにSHUNTO、MANATO、RYUHEIがマネキンのように立っているシーンを見たJUNONも「これいいね、俺も入りたかったんだけど」と、次々とメンバー同士で褒め合っていく。世界を視野に入れている彼らにとってダンスや歌唱のクオリティが高いことは言わずもがな、なのだろう。今やパフォーマンスに欠かせない要素となっている表情についてそれぞれが言及していることから、より高い目線を持っていることが伝わってくる。

 7人で踊るサビのダンスやそれぞれの歌唱やラップなどのいわゆる見どころだけではなく、細かな部分に注目していた7人。自分たちの作品へのこだわりがあるからこそ、細部まで目を配っているのだろう。そんな彼らの姿を見ると、この先もハイクオリティの作品を世に発信してくれることに期待せずにはいられない。

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