來-Ray-×二ノ宮はぐ×YAMAADに聞く、リアルと仮想を区別するSTUDIO KyoUの画期性 長期活動できるVアーティストの在り方

私とはぐさんの2人でステージに立つ予定もある(來-Ray-)

『Turning Over』來-Ray- Music Video

ーーお2人はどんなルーツやバックボーンを持っているんですかね?

來-Ray-:私は気づいたら歌が好きだった感じで。幼稚園では将来の夢を「歌手」って書いていたみたいですし。中学生くらいになると西野カナさんや加藤ミリヤさんをめっちゃ聴きつつ、高校に入るとKARAさんや東方神起さん、2PMさんといったK-POPにもどハマりしました。中1から8年くらいはボーカルスクールにも通っていましたね。自分の個性に関しては……YAMAADさんもおっしゃいましたけど、言葉の発音が独特ってところですかね。ここ数年、ファンの方のコメントでよく言われるようになって、自分でも強みに感じるようになりました。あとはここぞというときにハスキーな声でニュアンスや雰囲気を作れるところは武器かなって思ってます。

ーーはぐさんはどうですか?

二ノ宮はぐ:うちは両親も音楽が好きで、幼い頃から車の中では常にTravis、Oasis、The Beatles、元ちとせ、宇多田ヒカルなどの曲が流れていたので、けっこう音楽には触れて育ってきたとは思います。その影響で幼い頃は元ちとせさんの民謡っぽい歌いまわしを真似したりとか(笑)。あと4歳からバイオリンをやっていたので、そこで養われた心を込めて音を出す、音に熱量を乗せるみたいな感覚は、今の歌にも影響を与えている気がしますね。小学5年生ぐらいからはYUIさんにハマって、ギターの弾き語りをしていたこともありました。さっき言ったバンド時代はシューゲイザーとかポストロックをやってましたね。いまだに日々、聴く音楽は洋楽とポストロック、シューゲイザー、マスロックだったりして。あとはR&Bなんかも最近はめっちゃよく聴いてます。

ーーはぐさんは帰国子女で英語がペラペラだそうで。そこも大きな武器ですね。

來-Ray-:めちゃくちゃペラペラですよ!

二ノ宮はぐ:(照笑)。

YAMAAD:プロジェクトとしては海外へのアプローチも当然考えているので、そういう部分は強みになってくるとは思いますね。始動してからまだ数カ月ですが、すでに來-Ray-やはぐに対してのアーティスト像がリスナーさんたちの間で固まりつつあるんですよ。ここから活動を重ねていけば、そのイメージはより強固なものになっていくと思うので、今の手ごたえを噛みしめながらこのまま突っ走り続けていこうと思いますね。

ーーこの後には、ASICS Japan WEB CMソングとなっている來-Ray-さんの「Turning Over」のリリース、4月には來-Ray-さんの「Luck in me」、はぐさんの「Red Carpet」の同時配信リリースが予定されています。怒涛の攻勢が続きますね。

YAMAAD:4月のダブルリリースに関しては、始動のタイミングから幅の広い楽曲で見せてきた來-Ray-像、二ノ宮はぐ像の集大成的な意味合いを持ったものにしようと思っていて。そこでひとつ区切りをつけたい気持ちがあるんですよね。なのであえて同時配信という大きな施策にしたんですけど。

ーー所属アーティストのカラーをしっかりと提示するための流れになっていたわけですね。とは言え、STUDIO KyoUのコンセプト的にはまだバーチャル面、“虚像”の部分しか世に提示されていないわけで。ここからどんなリアル、“うつつ”を見せてくれるのかが非常に気になるところです。

YAMAAD:リアルで展開するにあたってはオリジナル曲のレパートリーが必須ですからね。そのためにリリースを重ねてきたわけなので、ここから下半期に向けてはリアル面でもいろいろな施策を用意しているところです。いろいろな企業さんともお話させていただいて、リアルでありながらも、いわゆるバーチャルアーティストだからこそできることも絡めつつやっていこうかなと思っております。

來-Ray-:まだ企画を詰めている段階ではあるんですけれども、私とはぐさんの2人でステージに立つ予定なんかもあるんですよ。これまでの私は1人でしかステージに立ったことがなかったので、そこでどんな化学反応が生まれるのかがすごく楽しみでもあって。すべてにおいて新たな挑戦だと思うので、いろいろな勉強をさせてもらいながら、しっかりパフォーマンスしていきたいと思っています。

二ノ宮はぐ:リアルライブをするにあたって、歌やパフォーマンスはもちろんのこと、ビジュアル面をどう見せるのかっていうのも毎日ものすごく考えています。気持ちは日々、高まっていってる感じですね。

YAMAAD:今後は所属アーティストも増えていく予定なので、そこも含めて楽しみにしていてください。

來-Ray-:どんな後輩ちゃんが入ってきてくれるかが気になるね。

二ノ宮はぐ:楽しみ。ビシバシ行きますよ(笑)。

■リリース情報
來-Ray-「Turning Over」
2023年3月8日(水)配信リリース
https://ray-of-studiokyou.lnk.to/turning-overPR

二ノ宮はぐ「時間」
2023年2月15日(水)配信リリース
作詞:YAMAAD
作曲:YAMAAD
編曲:YAMAAD / 山田淳平
イラストレーター:AOYAMA(https://twitter.com/aoyama2049)
https://hag-of-studiokyou.lnk.to/timerPR

■関連リンク
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