上田竜也から塚田僚一、岩本照、菅田琳寧、安嶋秀生まで ストイックにチャレンジし続ける“肉体派”ジャニーズたち

 そして『SASUKE』といえば、この2人の存在なくしては語れない。ジャニーズとして初出場し、肉体派ジャニーズの道を切り開いてきたパイオニア、A.B.C-Zの塚田僚一と、『SASUKE』へのただならぬ愛を発揮し、ストイックにトレーニングを積むSnow Manの岩本照だ。

 塚田は体操選手を目指した幼少期を経て、夢はジャニーズの舞台へ。フィールドは変わったものの、筋肉を武器にアクロバットはもちろんバラエティなどでも活躍している。昨年は『SASUKE』に加えてボディビル大会にも初挑戦。筋肉の凹凸を見せるための日焼けも厭わない、思い切りの良さも塚田流だ。

 並々ならぬ『SASUKE』愛を発揮する岩本もまた、出場に向けて個人練習……というよりは修行のようなトレーニングを積んでいた。一般人ならば早々に音を上げるであろう尋常ではないストイックさ。簡単にはいかないもどかしさや苦しさも、それを楽しんだり、やりがいを見出したりと前向きさも特徴的。大会当日は、仲間や後輩に積極的に声をかけるなど、フィジカル、メンタル共に熱く、まっすぐだ。

 そして彼らのあとには後輩が続く。2021年、2022年と2年連続で出場した少年忍者の安嶋秀生もまた奮闘を見せた。経験豊富な先輩たちからアドバイスを受け、背中に気合を注入して送り出してもらう一幕も。可愛がられつつ期待を背負っての出場は、初にして1stステージ突破という快挙を達成。残念ながら昨年の大会では2ndステージ進出は叶わなかったが、若い挑戦者の今後に期待したい。

 肉体派ジャニーズと呼ぶべき彼らから伝わってくるのは、中途半端では終われないという気迫と覚悟だ。“最大の敵は己”といわんばかりの、芯のある姿勢や心意気も視聴者の胸を打つ。王子様のような雰囲気がアイドルの王道だとすれば、傍流に見えるかもしれないが、ひとたびステージに立てば華やかな衣装を着こなし、キレやしなやかさのあるダンス、トークと、エンターテイナーとしてファンを楽しませる。

 さて、2月14日の放送では、上田は“鍛え上げた無敵ボディ“派として出演する。見た目に反して、と言っては失礼かもしれないが、実は会員制ブログやコンサートのMCでは笑いを取る場面も少なくないだけに、笑いと“ガチ”さが融合したトークを聞かせてくれるのではないだろうか。どんな“マッスル”トークを展開するのか楽しみに待ちたい。

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