ONE LOVE ONE HEART 咲太朗・笹原遼雅・飯塚瑠乃・矢嶋由菜　結成から約1年、“未成年の主張”を音楽と舞台で伝えてきた手応え

人が変わったと言われてもおかしくないくらい変わった（笹原）

ーー音楽に助けられている皆さんの音楽で、また誰かが助けられるかもしれないですね。では、皆さんご自身についても質問させてください。グループが始動してから約1年経ちましたが、振り返ってみていかがですか？

咲太朗：1年前の自分たちは何も知らなくて。人との付き合い方や人間関係、空気の読み方も含めて、発見が多かったです。

笹原：2度舞台をやらせてもらったんですけど、それがかなり大きかったです。僕はもともと演技にあまり興味を持っていなくて。でもこうやって挑戦させてもらって、演技の世界を学ぶことができました。世界が広がったというか考え方が変わりましたし、演技の面白さにも気づけて、演技面でも活躍できるようになりたいと思えた舞台でした。

矢嶋：舞台は大きかったよね。演出家の谷碧仁さんが一から教えてくださって、考え方がすごく広がったんですよ。私は演技に興味があったので「楽しみ」っていう一心だったんですけど、実際にやってみると想像以上に難しくて。谷さんから「矢嶋由菜が辛いと思わないと演技は成り立たないよ」と言われたのですが、はじめは「どういうこと？」って思っていたんです。ですが、Vol.2が終わる頃にその意味がわかってきました。私が辛いと感じるからこそ、演じている役が物事を諦める理由がわかるというか。いろんな考え方を学ぶことができましたし、人生を学びました。

笹原：人としての幅が広がったよね。新しい価値観も生まれました。

飯塚：私はメンバーからも考え方を学んでるかも。ラブワンって本当に個性が強いんですよ。「こんな人もいるんだ」とか「こういう考えもあるんだ」っていうのをメンバーから教わったし、自分自身を知るきっかけにもなりました。

咲太朗：たくさん衝突もしたしね。パフォーマンス面での衝突は当たり前で、「なんでそういうこと言うの！？」とか「なんでそんな考え方するん！？」みたいな。

矢嶋：喧嘩するほど仲がいい！

ーーとくに成長したと思うメンバーはいますか？

咲太朗：全員！　でも男子メンバーは引き際がうまくなった気がする。（小声で）相原一心とか……。

一同：個人名言っちゃってる（笑）！

笹原：僕は自分が成長したと思う。気にすることを気にしないようになりました。

咲太朗：例えば？

笹原：ちょっと嫌なことがあっても、「しょうがない！」って考えるようにシフトして。気にしない精神が大事だなと思ってから、ふざけられるようにもなりました。

咲太朗：たしかにここ3カ月くらい、遼雅くんは調子がいいです。

笹原：「人が変わった」と言われてもおかしくないくらい変わった。

飯塚：私は全員パフォーマンス面で成長したと思います。1年前に比べて格段にダンスが揃いやすくなりました。男子メンバーと女子メンバーも歩み寄ってきていると思います。

咲太朗：男子メンバーと女子メンバーの仲も良くなった（笑）。

矢嶋：そうなんですよ！　最初のころ、由菜と瑠乃が怖がられてたんです！

笹原：今だから言えるけど、目つきが怖くて（笑）。

飯塚：おい（笑）！

笹原：それで1回話し合いになったこともあって。

矢嶋：そうそう。グループでの話し合いの時に「矢嶋さんと飯塚さんが怖いです」って。どうしたらいいかわからなくて（笑）。

飯塚：笑顔で振る舞ってたつもりでしたけど、そう見えちゃってたみたいです。

笹原：2人とも人見知りだから、近寄りがたかったのかも。でも喋ったら全然そんなことはなかったです。

咲太朗：そういう雰囲気がライブでも出ちゃってたかもね。

矢嶋：それで言うと、MCもめちゃくちゃ成長した気がする。みんなと仲良く話せるようになって、MCも話しやすくなりました。あとは、物理的に成長したメンバーもいるよね。久昌歩夢くんは身長が1年で20cmくらい伸びています。

咲太朗：今、178cmくらいあるからね。そろそろグループで一番大きくなるんじゃない？　だってまだ中学3年生ですよ。怖い！

ーー内面も外見も成長が止まりませんね。1月29日の3rdワンマンライブ『ONE LOVE ONE HEART Oneman Live "LOVE1"』でも新しい姿が見られそうです。

咲太朗：間違いないです。2ndワンマンライブが9月だったのですが、それから僕たちは濃すぎる期間を過ごしています。『オノマトペ』を経験したことでパフォーマンスを立体的に見ることができるようにもなりましたし、目に見える表現と目に見えないところの表現が成長したと思ってもらえる自信があります！

ーーそんな皆さんだからこそ、新しい目標もできたのでは？

笹原：パソコンで作曲をしたり、動画に携わったり、もっと深く音楽に携わりたいです。例えば、音響の勉強をしようかなと考えていて。裏側を知ることで活躍の幅が広がるかもしれないですし、アーティストとしての表現も変わってくるのかなと思っています。

咲太朗：僕は活動をしている中で自分を見失うときがあって、最近は「焦ったら負け」という言葉を胸の中に留めています。目の前のことをゆっくり100％でこなしていきたいです。成功するためには続けることが大切なので、続けられる土台を固めていきたいです。

矢嶋：私は端から端までラブワンを好きな人たちで埋め尽くされているという景色が見たいです。しかも、人それぞれの楽しみ方で楽しんでくれている景色がいいです。そのためにファンの方がノリやすい煽りを研究中。一番近い目標で言うと、3rdワンマンライブを全員が一体となって乗り切ることですね。あと、個人的には演技の仕事にもどんどんチャレンジしていきたいです。

飯塚：私、昔からやらず嫌いなところがあって、基本的に人に背中を押してもらうことが多かったんですね。なのでこれからは、自分からいろんな挑戦をしたいと思っています。

矢嶋：何をやるの？

飯塚：いっぱいあるけど、料理とか（笑）。

矢嶋：かわいい！

飯塚：楽器もやってみたい。

矢嶋：いいじゃん、エレキギターとか弾いてたらギャップがあってめっちゃいいよ！

■リリース情報
『LOVE1』
2023年1月25日発売
・TypeA【CD+Blu-ray】[AVCD-63388/B] 税込￥7,000（税込）
・TypeB【CD】 [AVCD-63389] 税込￥3,000（税込）
・TypeC【CD】 [AVCD-63390] 税込￥3,000（税込）
詳細：https://oneloveoneheart.jp

■関連リンク
ONE LOVE ONE HEART Official HP：https://oneloveoneheart.jp
YouTubeチャンネル：https://www.youtube.com/channel/UCNeChoCaOL0t4vs8ZmH3IAQ
Twitter：https://twitter.com/LOVEONE_staff
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＜締切：2023年2月11日（土）＞