歌唱力を武器にSnow Manのボーカルを長年支えてきた渡辺と、バラードを中心にリリースごとにその歌声の存在感を高めてきた目黒は、いまやグループのボーカルラインを代表する二人でもある。メンバーが1ジャンルずつ選曲に携わった2ndアルバム『Snow Labo. S2』でも渡辺は王道ジャニーズナンバーとも言える「This is LOVE」、目黒は切ないバラード「ボクとキミと」を担当。ダンスに優れたグループの中で“J-POPとしての歌の魅力”を伝えるような楽曲を任されたのがこの二人というのは納得だった。メンバーそれぞれが単独でも活躍し、Snow Manの人気や知名度は上昇し続けている中、グループ人気をもう一段階上へ進めるためには、“誰もが歌える代表曲”の登場が待たれるところでもある。そういう意味でも、2023年、渡辺と目黒のSnow Manとしての活躍には一層期待してしまう。