Snow Man、それぞれの“今年を表す漢字”で2022年を振り返る 天童よしみ&鈴木雅之は『紅白』への熱い思い語る

 12月28日より、12月31日放送の『第73回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)リハーサルが行われている。出場アーティストたちの会見とリハーサルの模様をお伝えする。

Snow Man

 2度目の出場となるSnow Man。会見では、『紅白』について「NHKホールに立てるのは初めて。わくわくしています」と岩本照。ディズニーとのコラボについて聞かれると「情報、漏れてます!?」と向井康二。リハーサルについてラウールは「すっごい楽しかったね!」と振り返り「かわいくできました」と無邪気に報告。また、ミッキーマウスに会えて一番興奮していたのは宮舘涼太だそうで「僕、ミッキー大好きなんですよ。会えて久しぶりにこうしちゃいました」と、じたばたしながら思い切り手を振ってみせる。「そんな館様も見たい」との声に「それは…本番のお楽しみです」と笑顔を見せた。

 恒例の「今年を表す漢字」を聞かれると「その質問には漢字一文字で『断』です!」と向井が早速、ジョークを。 佐久間大介が「声優やラジオに挑戦できた。これをきっかけにNHKさんでもナレーションをしたい」と「声」を挙げると、渡辺翔太が「割って入ってもいいですか?」と同じく「声」を。「デビューして、ライブで初めてファンの方の歓声を聞けた」と、うれしい時間を振り返った。ライブは彼らにとって大きな出来事だったようで、「繫」を挙げた岩本も、SNSを通して感じたファンとの繋がりのほか、メンバーと円陣を組み繋がりを感じたことを語った。

 そして「己」を挙げた深澤辰哉もライブのエピソードを。「自分の知らない自分をメンバーが教えてくれた」と、ラウールに衣装を任せたところ細身のスタイリングがファンから好評だった話を明かす。そんなラウールは「伸」を挙げ、なんと現在、股下99cm。しかし「100にしておいてください」と、笑って申告した。「松」を挙げた阿部亮平は、Snow Manが主演した映画『おそ松さん』の主題歌である「ブラザービート」で『紅白』に出演できることに加え、縁起の良い松の葉とグループを重ね合わせるしっかりしたコメントを残す。最後に、優雅にマイクを受け取った宮舘が、たっぷりと間をとって「舘」を挙げるとメンバーは大喜び。活動の幅が広がるに伴い「舘様」と呼んでもらえる機会が増えたが、漢字を間違えられることが多いそうで「舘ひろしさんと同じ『舘』です」と改めてアピール。Snow Manの明るい魅力いっぱいのまま、笑いにあふれた会見を終えた。

天童よしみ

 27回目の出場にして初のトップバッターを務める天童よしみは、花いっぱい、豪華絢爛の宝船に乗って登場。「ソーラン祭り節」にて、会場を巻き込んだ景気の良いステージを見せる。「いつも以上に気合が入っている」と天童。リハーサルでも、ハリのある歌声を響かせていた。

 トップバッターを担うことについて「こんな、やせ細った未熟者が引き受けていいものか悩んだ」と笑いながらも「やるしかない」と、決断を振り返る。リハーサルを終え、その思いをさらに強くしたといい「盛り上げていきたいです」とガッツポーズを見せた。

 NHKホールで2年ぶりに歌うことについて、「ホールが近づくたびに涙が出そうになった」と天童。『紅白』への思い入れは強い。また、歌手生活50周年を迎えた2022年について、東京と地元・大阪で記念コンサートを行なったほか精力的にライブを開催し、チャレンジした1年だったと振り返る。

 今年を表す漢字は「縁」。「お金(円)じゃないですよ?」とジョークを交えつつ、「縁を大事にしてこれからも生きていきたい」と語った。また来年については「期待していてください!」と前のめりの答え。「歌うし踊るし、できるかぎりのことをやらせていただきます」と頼もしい。「来年がみなさんにとって明るく楽しいものになるように、私ももっと歌に磨きをかけていきたい」と、『紅白』のステージ、そして今後への熱い意気込みで、会見を締めくくった。

鈴木雅之

 3年連続、5回目の出場となる鈴木雅之。会見場に姿を見せるなりカメラに向かってコミカルなポーズをとるなど、サービス精神満点。さまざまなポージングを取りながら取材陣とコミュニケーションを取り、笑顔を見せる。

 リハーサルが非公開になったことを受け、ステージのヒントを尋ねると「ツアーのバンドメンバーを全員呼んで、ライブ感のあるステージを見せる予定」と明かした。

 「歌い納めの意味を込めて、精一杯ラブソングを届けたい」と意気込みを語る鈴木は、「ラブソングは人と人とを繋げるもの。ラブソングマジックがある」と話し、「ラブソングを届けるボーカリストという肩書きに誇りを持っている」と続ける。音楽は心のワクチン、そして心のビタミンだと言い続けてきた鈴木は、「LOVE & PEACE」という今年の『紅白』のテーマに対する共感を熱く語った。

 今年はフルキャパシティでのライブが可能になったことも振り返り、一方で「まだ、声なき声の大合唱で届けている状況。早く、何も考えずにコールアンドレスポンスができる時期がくれば」と、アーティストとしての願いを明かす。

 歌唱曲「違う、そうじゃない」については「ソロになって、バラードやラブソングを丁寧に歌うアーティストでありたいと思う一方で、僕はビートのある楽曲も好き。その際たるものが『違う、そうじゃない』ではないかと」と分析した上で、YouTubeなどを通し、広い世代に支持されている曲であることも感じているという。同曲には「違う、そうじゃない」と言い切りながらも前を向くメッセージが込められているとし、「今届けるべき曲じゃないかな」と語った。

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