Tani Yuuki、幅広い世代を魅了する理由とは? 蔦谷好位置、片寄涼太、天月-あまつき-、足立佳奈……著名人のコメントから紐解く
片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)
Taniさんの楽曲はシンプルでありながら、歌詞のリアリティと韻の強さを武器に様々な景色を幅広い世代に見せてくれています。TikTok世代の子たちが日常に使わなさそうな言葉もしっかりと織り交ぜていて、そこが面白さだと感じています。
私のソロ楽曲としてご提供いただいた「運命」も、〈弥の明後日〉など普段使わないような言葉が時折混ざってくることで、シンプルなメロディのリフレインなのに飽きがこない。思わず耳を傾けたくなるような言葉が散りばめられています。その作品づくりからは、「自分はただ流行りもののシンガーソングライターではないんだ」という決意さえ感じさせてくれます。
私も一人のリスナーとして、これからもTaniさんの楽曲を心待ちにしつつ、ご本人から受けとった“想いのバトン”である「運命」という素晴らしい楽曲を心を込めて歌い続けたいと思います。お互いが〈物語の主人公〉となって、ともに新たなストーリーを切り拓いていきましょう!
鈴木伸之
Taniさんには僕のデビュー曲「フタリノリ」を手掛けていただきました。クリエイターのような感覚がある方ですし、こんな僕にチャンスを下さった、人生のターニングポイントになるかけがえのない出逢いだったと感じています。
「フタリノリ」は、ドラマ『自転車屋さんの高橋くん』(テレビ東京系)のエンディングテーマということもあり、“作品に合う楽曲作り”が求められたと思うのですが、役者の視点から見ても、場面や台詞をしっかりと自身の中に落とし込み、楽曲で表現して下さったことが歌詞やメロディから伝わってきて、それが何より嬉しかったです。
Taniさんの楽曲は、心地いい縦のリズム、流れるような台詞回しが特に大好きです。僕自身もたくさんの笑顔をもらったように、Taniさんの音楽や人と向き合う心が、ますます幅広い多くの方々の笑顔に繋がるよう、これからも応援しています。
ひとみ(あたらよ)
2020年の5月頃。TikTokで偶然流れてきた「Myra」を聴いたことがきっかけで、初めてTaniくんを知りました。
当時、あたらよとしての活動をまだ始めておらず、一般企業で働いていた私は、いちリスナーとしてTaniくんの曲を画面越しに聴いていました。Taniくんが創り出すメロディは、一度聴くとその心地良さから自分でも無意識のうちに思わず口ずさんでしまう。そんな魅力があり、それゆえに私もよくTaniくんの曲を弾き語りでカバーさせてもらっていました。
そんなTaniくんと、今では一緒に曲を歌わせていただいたり、対バンにお誘いいただいたりと、本当に嬉しい限りです。今後ともご活躍を心より応援しております。
Omoinotake
『Tani Yuuki presents LIVE “LOTUS”』で2マンライブにお誘いいただいたことが出会いのきっかけでした。Tani Yuukiさんの楽曲は日常の切り取り方がとても印象的です。
生活の風景を目に浮かばせる詩的表現力、それを歌い上げるメロディラインの叙情性がたくさんの方を魅了する楽曲を生むのだなと、生でライブを観て感じました。またライブでご一緒できる日を楽しみにしています!
映秀。
僕は彼の描く“歌詞”に惹かれました。等身大だけど大きく、遠いけど近いような、そんな矛盾を孕んだ言葉たちから垣間見える彼の葛藤と自信に光を見ました。
一度ご一緒させていただいたライブでは、スポットライトが吸い込まれるような存在感があり、透き通る歌声を聴いた時には「遠いどこかに連れて行ってくれる」ーーそんな気持ちになりました。
ちなみに僕が好きなのは「曖昧ミーマイン」の〈貴方はあなたのままだって/歩けるのです、歌えるのです〉という一節で、忘れていた生命に気づかされました。そんな彼とまた同じステージに立てることを光栄に思います(対バンツアー『一味同心 2023』で共演予定)。彼の見る世界、描く未来、歌う愛は、きっと僕らを遠くへ連れて行ってくれる。