Non Stop Rabbit、自ら選ぶことで作り上げてきた最高の瞬間 豊洲PITのリベンジも誓ったEXシアターワンマン
そして。熱気渦巻くステージの上で、約2年前に自らの判断で中止にし、ライブ封印へのきっかけとなった豊洲PIT公演への思いを達也が語りだす。
「あの日、豊洲PITを最高のライブにしよう、そんなことを夢見てた。でも、俺たちは、自分たちでやらないって決めた。俺たちは自分で選んで後悔したいから。俺たちは今後も優等生なんかじゃいたくないし、誰かに決められたくない。自分で選んでいきたい。そんなことを考えたとき。やっておかなきゃいけねぇ場所があるなって思ったわけよ。あの日、進むために中止すると決めた豊洲PITを、全国ツアーを回りながら来年やります! あそこでやんないと俺らもお前らもなんか止まった気になっちゃうっしょ。またここから素敵な思い出作りを始めていきましょう。こんな生き方をする俺たちを他人事だと思うなよ。お前らも同じ。優等生にならなくていい。自分のやりたいことを、自分の決めたことを精一杯やってください。本当に今日まで支えてくれてありがとう。全身全霊で届けます」
バンドの揺らぎないアティチュードをあらためて宣言した彼らは真摯に、最高に楽しそうに「優等生」を演奏。そして、観客たちにスマホのライトを点灯してもらうことで生まれた感動的な景色の中でラストナンバー「PLOW NOW」を届け、この日のライブを、そして東名阪ツアーを最高の大団円へと導いた。達也が宣言したように来年1月からは約3年ぶりの全国ツアー『PITやんなきゃ始まらねぇだろTOUR 2023~あの日と違う事はたった一つ、俺たちはメジャーアーティストになった~』がスタートする。3月11日のファイナル公演はあの場所、豊洲PITだ。新たな未来へ進むためのケジメをつける旅を経て、ノンラビはさらに大きなバンドに成長していくはずだ。
■セットリスト
1.ALSO
2.乱気流
3.明るい歌
4.私面想歌
5.TABOO
6.Pant Voice
7.BIRD WITHOUT
8.夏の終わり
9.恋愛卒業証書
10.偏見じゃん
11.推しが尊いわ
12.豆知識
13.無自覚の天才
14.三大欲求
15.ハニートラップ
16.アンリズミックアンチ
17.Needle return
18.音の祭
19.Refutation
20.優等生
21.PLOW NOW