『iCON Z』密着第23話、男性部門 緊張感あふれる中間ランキング発表 EXILE HIROから4チームへ心からの激励も

 そして第1位はLIL LEAGUE。年齢や体格もバラバラのメンバーが集まった7人グループだったが、グルーヴ感を強めるために積極的にコミュニケーションをとり、チームワークを高めてきた。本番もプレッシャーをはねのけ、笑顔でパフォーマンスをやり遂げた。AKIRAは「一番ハッピーになった。本当に輝いていたので、このまま頑張ってくれたらより素晴らしいチームになるのでは」と期待を寄せ、EXILE HIROも「見ている人をチームワークで楽しませようっていうことがめちゃくちゃ伝わってきた」と彼らのエンタテインメント精神を高く評価。この結果に、チームのまとめ役でもある山田晃大は「まだ中間なので、これからしっかりとメンバー間の親睦を深めてパフォーマンス力を上げていきたい」と向上心を見せた。

 残る第4位はCROONERZ。ボーカル力の高いメンバーが揃っているが、半数はダンス初心者というチームだったため、大健闘を見せたが最下位という結果に。AKIRAは「この期間で成長したという意味では1位」と評価するも、HIROは「平均年齢が上なので即戦力が絶対求められる。さらにどこのグループよりも頑張ってほしい」と厳しい言葉を突きつけた。

 ダンス初心者の一人であるメンバーの沓野広翔は「すごく悔しいけど、いま僕が悔しがっているのって少しは自信があったからだと思う。悔しがれたことが大切だなと。僕たちの本当の武器は歌だと思っているので、ダンスはもちろん歌も極めて、3週間後の四次審査では1位をとる気持ちで頑張りたい」と真っすぐな表情で熱い気持ちを言葉にした。

 VTRを見終えたスタジオゲストの岩谷翔吾(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)は「THE RAMPAGEもボーカルの3人以外は全員オーディションの敗者から成り立っている。這い上がる力は凄まじいパワーを生むと思う」とコメント。陣も「ここまで努力してきた子たちは、4位になったくらいじゃ折れないとプロデューサーたちも絶対思っていると思う」と予想し、CROONERZのさらなる飛躍に期待を寄せた。

 最後に、HIROから候補者全員へ、四次審査へ向けたアドバイスが行われる。「パフォーマンスって、前だけを見るのではなくて、感覚で人との距離やチームメイトを意識する。その感覚がチーム力を高めていくことなのかなと思うので。四次審査ではこの4チームの中から3チームが先に進みますが、後悔なく1日1日を大切に頑張ってほしい」。心からの激励に、候補者たちは真剣な眼差しで何度も頷きながらHIROの言葉を胸に留めた。

 次週の放送は、2022年4月17日21時よりスタート。ボーカル&ラップの暫定ランキングが発表される。

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