SixTONES 松村北斗&京本大我、ファッション&美容雑誌でも引く手数多 それぞれが見せる美麗な表情と表現力

 一方、京本大我は1月28日発売の『FINEBOYS+plus おしゃれヘアカタログ 2022 SPRING-SUMMER』でカバーボーイを務めた。昨年4月には国内唯一のメンズビューティー誌『FINEBOYS+plus BEAUTY』vol.3にも登場し、“ジェンダーレスな正統派美男子”と紹介された。前述のヘアカタログでは、ヘアアレンジを4パターン披露。内・外巻きをミックスさせたスパイラルウェーブマッシュに、ナチュラルセンターパート、ドレッシーなオールバック、リラクシングタイムにぴったりなウェットスタイルと、ヘアも表情も変えた見事な七変化を披露した。インタビューパートでは、髪へのこだわりから仕事に対する姿勢も語られた。

 『VOCE』4月号では、京本がさくら色やくすみカラーのアイテムを使った春にぴったりの「麗しの春メイク」を披露。淡いカラーだけに誰でも取り入れやすいアイテムが、ポイントづかいでここまで映えるのかと感心すると同時に、ベースとなるスキンケアにも力を入れたくなった。つい足し算してしまうメイクだが、持ち前の素材を磨くきっかけにもなった。

 『GINZA』4月号の特集ページでは「swingin’ beat」と題して、京本が歌い、踊るようにしてラグジュアリーブランドの洋服に身を包んだ。スタイルの良さが際立つ細身のパンツを合わせたモノトーンコーデから、ロエベのグリーンのロングコートを泳がせるショット。赤いスウェットにカーキのスカートをスニーカーで軽やかに仕上げたカジュアルスタイルも披露。年齢も性別も問わない、彼らが様々なジャンルの音楽に挑戦するように、ちょっとした壁をひょいと越えるようなスタンスをここでも感じた。ヘアスタイルからメイク、そしてファッションと京本大我はお手本のように存在し、様々なスタイルを教えてくれる。

 ファッション誌の表紙に特集ページと活躍を見せる京本と松村。グラビアでは目や頬、口元を微妙に動かし、演じるようにして様々な表情を見せている。いまにも動き出しそうで、声が聞こえてきそうなほどに体温を感じた。インタビューページでは、自分の考えをはっきりと述べ、彼らの言葉の端々から伝わってきたのは、自分に与えられた仕事に対する真摯な姿勢。そしてユーモアも忘れずに盛り込まれているのも、SixTONESのメンバーらしい。

 SixTONESとして数多くの表紙をデビュー1年目から飾ったのも目を見張るが、個々としてもここまで様々な雑誌にひっぱりだこなのは、音楽や芝居、ラジオやバラエティでのトーク、YouTubeなど見せる6人での時間も含めて、これまでの活動を通して培ってきた表現力、内側から溢れる魅力があるからだろう。一朝一夕には出せない、何層にも重なる彼らの努力が、表情や言葉となって表れる。単なるカッコいいお兄さんではない、決して表面的なものではないのを物語っている。

 このところ、ラジオにバラエティ出演と、少し気を抜くと逃してしまうほどに彼らの露出が続いている。なかでも雑誌はデータよりも誌面で、写真集のように大切に保管しておきたいと思わせる。一冊、また一冊と宝物が増えていくのだ。

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