aespa WINTER、Billlie TSUKIが話題 K-POP独自の“チッケム”文化、グループ人気にも繋がるヒットコンテンツに

 7人組グループ Billlieの日本人メンバーTSUKIも、「GingaMingaYo (the strange world)」のチッケムが現在までに600万回以上再生されている。TSUKIがブレイクしたきっかけは、彼女自身のスキルフルなパフォーマンスによるものだろう。一度チッケム動画を見た後には必ず、TSUKIの細部にわたる表情管理の徹底っぷりが印象に残るに違いない。また、ダンスの動きも大きく、新人アイドルとしては十分すぎる存在感を放つことに成功しているのではないだろうか。「GingaMingaYo (the strange world)」は、可愛さと奇抜さがミックスされた独特な世界観であり、TSUKIはそのコンセプトをしっかり解釈したパフォーマンスで魅せている。楽曲やコンセプトへの理解度が深いことは、完璧さを求められる傾向にあるK-POPとの相性も良く、高いプロ意識を持つアイドルとしてTSUKIの存在がK-POPファンに広く浸透していったようだ。また、この話題性から、TikTokを中心に「GingaMingaYo (the strange world)」のコピーダンスも流行している。同楽曲のサビは難易度が高いものの、TSUKIの完璧なパフォーマンスに挑戦したいという投稿者が多く見受けられる。このように、TSUKIのチッケムによる影響力は大きく、すでにBilllieとしての次回作にも期待がかかっているようだ。

[플리캠 4K 가로] Billlie TSUKI 'GingaMingaYo(the strange world)'(빌리 츠키 직캠) l Simply K-Pop CON-TOUR Ep.508

 冒頭でも触れた通り、チッケムで実際にブレイクした成功例と言えるのは、EXIDのハニだろう。現在までに3000万回以上再生されているハニのチッケム。この動画1つから中堅事務所所属だったEXIDは知名度を広げると、その後ヒット曲を連発する人気グループとなった。チッケムではこのように、魅せ方の上手いアイドルが “見つかる”ケースに大いに期待できる。また、アーティスト本人にとってもチッケムがあることで自身の練習が最大限に報われるとも言えるかもしれない。ブレイクの一つの理由にもなり得ることから再度注目されているチッケムだが、その魅力は今後さらにメジャーなものになりそうだ。

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