7ORDER、最新ツアーで見せた“THE・エンターテイナー”としての姿 クール&キュートなパフォーマンスでファンを魅了
MCではツアー中の思い出に残っているご当地グルメ、開演前のメンバーによる会場アナウンスなどについてトーク。長妻が知りたいという「冬でも寒い格好ができる? できない?」というアンケートをペンライトを使って行なって盛り上がると、夜を表す「bar7」パートへ。まずはスーツに着替えた萩谷、真田、諸星が登場し、パントマイム&ダンス&組体操。さらにメンバーたちが加わり、会場アナウンスと同じ声で真田が「ウイスキー、大好き!」と叫んで暗転。袖に捌けたあともメンバーたちの笑い声が聞こえてきて、心底楽しんでいる様子が伝わってきた。そんな中、長妻と阿部が再びステージに登場し、「カシス」へ。夜の雰囲気を作り上げると「Make it true」、「What you got」、「&Y」をミックスしたダンスメドレーを披露していく。迫力あるダンスパフォーマンスを見せると、モニターに“Who wants to be a monster”の文字が。センターステージに衣装チェンジした7人が登場し、「MONSTER」でさらに激しいダンスパフォーマンスを見せた。
メインステージに戻り、安井が「この瞬間を楽しんで欲しいし、僕たちも楽しみたいと思います。これからも応援よろしくお願いします」と挨拶をし、星空を表現するためにペンライトを白にしてもらえるように案内。会場が煌めくと、「夢想人」へ。ステージに広がるスモークも相まって、幻想的な雰囲気が広がる。「agitate」と続き、メンバーたちのバンドスキルもしっかり示すと、7ORDERらしい「LIFE」が飛び出す。メンバーも観客も渾身のクラップが止まらない。メンバー同士はもちろん、ファンの人々との絆も感じられるラストであった。
観客のアンコールに応えて再び照明がつくと、3月25日公開の阿部主演映画『ツーアウトフルベース』の告知映像が流れる。その流れで主題歌である2ndシングル表題曲「レスポール」へ。阿部の魂のこもった歌声が響き渡る。「アンコールありがとうございます」とお礼を言い、アンコール2曲めは会場アンケートで決めることに。「Sabãoflower」と「27」という選択肢があったが、27日だったこともあり一瞬で「27」に決定。「ありがとう! 楽しかったぞー!」と演奏を終えると、メンバー一人ひとり挨拶。センターステージまで観客たちにお礼とお別れを言いに行きつつ、名残惜しそうに舞台を後にした。メンバーが姿を消した後も大きな拍手が会場に鳴り響きながら、ライブは幕を下ろした。