20歳シンガーソングライター 汐れいら、2nd デジタルシングル「ビーボーイ」リリース  リリックビデオ公開も

 シンガーソングライター・汐れいらが、2月9日に2ndデジタルシングル「ビーボーイ」をリリース。同曲のリリックビデオも同時公開された。

汐れいら / ビーボーイ 【Official Lyric Video】

 「自分が作る曲に共感をして欲しいわけではない。曲を通して色んな人と会話をしたい」という気持ちで曲作りをする汐れいら。生み出す曲は、彼女の体験談でもなければ、等身大の20歳を歌っているわけでもない。全て彼女の想像の中で生み出された“この世界のどこかにいるかもしれない誰か”のことを歌ったものだ。

 前作の「さよならCITY」では、現代のインターネット社会における生きづらさや得体の知れぬモノに追われる怖さを感じている人について歌っており、今回リリースする「ビーボーイ」は、周囲の人たちから押し付けられる理想像にとらわれながらも、自分らしさを掴もうとする人のことを歌った曲となっている。

汐れいらコメント

この「ビーボーイ」という曲は、身体と心の性別が違っていて、それを自分自身で普通ではないかも、と思ってしまい「自分らしさ」を出せずに生きている人の話です。
主人公自身がB-BOY(=ヒップホップやブレイクダンスをする少年)である設定ですが、僕を縛って、惨めにする呪文が「ビーボーイ(Be boy)」=男になれ。男らしくあれ。という言葉です。そしてそういう言葉や、そのように自身の理想や常識を押し付けてくる人々によって僕は曲中、踊らされています。その相手は、僕に男を期待してキスをしてこようとする女性だったり、小さい頃いじめてきたクラスメイトだったりです。
1番は、自分を出せないことに心の中で嫌だとはいうものの、勇気が出ずに少し諦めている僕のこと。2番では、ぐれてしまった僕で自暴自棄になっています。ワルな友達の真似をして、遊び呆けることで、小さい頃にいじめられていたことや自分の問題から目を背けようとします。
でもラストのサビでは、勇気を出して自分が自分でいられるような生き方になります。
歌詞の中でいくつか一人称が出てくると思うのですが、周りからの理想像=君、どうあるべきか悩んでいる自分=僕、本当の自分=私になっています。全て主人公のことです。
この曲が、性別に関してだけでなくて、周りに押し付けられている理想像や常識に囚われて生きづらい人に届けばいいなと思います。
でも、見聞きしたひとが物語に入って自分と重ねて共感するというより、客観的に見ているのに曲の方が彼らに知らぬうちに溶け込めたら、直接的に心は変えられなくても、いいなと思っています。

■リリース情報
2022年2月9日リリース
「ビーボーイ」
各配信ストアはこちら:https://linkco.re/nFgBGHAX

「さよならCITY」オフィシャルミュージックビデオ
https://youtu.be/fBlqX3kbAFY

■リンク
汐れいらYouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCMFK6qqymfQ9yV1i1_mDM-w
汐れいらInstagram:https://www.instagram.com/ushio_reira/ 
汐れいらTwitter:https://twitter.com/ushio_reira 

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