SixTONES、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』日本語吹替版主題歌パフォーマンス 隠れた振り付けのポイントも

 1月8日東京・TOHO シネマズ日比谷にて、トム・ホランド主演『スパイダーマン』シリーズ最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の公開記念スペシャル舞台挨拶にSixTONESがサプライズ登場。本作の日本語吹替版主題歌「Rosy」を映画館で生パフォーマンスした。

 1月7日から全国の映画館にて公開されている『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。全米におけるオープニング興行成績は『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を抜いて歴代2位、全米累計興行収入は早くも歴代TOP10になるなど、快進撃を記録している。

 ステージを覆うように突如噴き出した白い煙。その向こうからSixTONESが登場。下手に向かって縦一列に並び、本作の日本語吹替版主題歌「Rosy」のパフォーマンスがスタート。黒いスーツに手にはグローブと、ヒーローコスチュームを思わせる姿の6人。くるくるとフォーメーションを変えながら「Rosy」を熱唱し、興奮冷めやらぬ会場に2分20秒ほどの熱いパフォーマンスを届けた。

 続いて、メンバーから一人ずつコメント。田中樹は「みなさん映画の余韻に浸ってるところお邪魔して申し訳ないのですけど、僕たちも滅多にない機会で楽しみにしていたので、今日は短い時間ですがよろしくお願いします」と丁寧に挨拶。隣の髙地優吾は「今日はステキな時間を過ごせたら」と笑顔を見せ、ジェシーは「どうも、MJ役をやらせていただいたジェシーです」と笑いも届けた。

 京本大我は「僕はマーベルが大好きで、『ノー・ウェイ・ホーム』の主題歌が決まる前から3回は観ようと思っていたほど好きだったので。こうして携わらせていただくことができ本当に光栄です」と目を輝かせた。松村北斗は「映画を楽しんでいただいたと思うんですけど、その楽しみに少しでも追加できたらなと全力で僕らも楽しませていただきたい」と続け、森本慎太郎も「ネタバレはできない」と前置きしながら、「皆さんの心の中に、僕たちの感想だったり僕たちなりの楽しんだところだったり話せる限り話したい」と言葉を添えた。

 「Rosy」のパフォーマンスを映画館で初披露した感想を聞かれると、田中は「ライブは歌を聴きに来てくださる方を前にやるんですけど、今回映画を観に来られている方の前で、しかも突然ということなのでやっぱり映画の世界を壊してしまわないかとか、すごくあったので緊張しました」と吐露。

 また日本語版主題歌を担当したことについて、マーベル作品の大ファンである京本は作品鑑賞後に「違和感というかこれは現実なのか!? と戸惑ってしまうくらい本当に嬉しかった」と声を弾ませた。

 映画へのオマージュ、世界観や心情が伝わってくる振り付けが盛り込まれた「Rosy」。主題歌に決定したときの心境を聞かれると、田中は「メンバー全員が『スパイダーマン』を知ってましたし、小さい頃から観てました」として、「その主題歌を俺らが歌う!? っていう、なんかもうよく内容が頭に入ってこないような感覚でした」と告白。髙地も「重圧に押しつぶされそうになりました」と続け「スクリーンで最後にエンドロールにSixTONESが出るのかと思うと……ドキドキの方が大きかったです」と語った。

 松村は「『スパイダーマン』という世界にお邪魔させていただくという気持ちで。元々面白い、すごい作品があったんですけど、そこにお邪魔する。尊敬の念がさらに強くなった」と目を輝かせた。森本も「世界的に有名な作品、好きな作品に関われることは本当に嬉しかった。エンドロールでSixTONESの文字が出たときは『おぉ!』と思いました」と喜びを噛みしめた。

 パフォーマンスについて田中は「説明を聞きながら丁寧に作りあげていった」と明かし、「おこがましいですが、もしパフォーマンスを観る機会があったときに少し『スパイダーマン』の世界観を感じていただけたら」とアピール。

 パフォーマンスで劇中の世界観を意識した点について、松村が「ダンスでいうとサビの頭」と言えば、髙地が「GANMIさんに振り付けをしていただいた」と、スパイダーマンのジャンプを意識したことを明かす。実際にジェシーがその場で2回ほどぴょんと跳ねてみせた。

 また、松村は「スパイダーマンだけではなくて他のキャラクターの要素も実はあるので、ぜひ探していただきたい」、京本も「今作のキャラクターを意識した振り付けがたくさん入っています」と続け、もう一つの楽しみ方を提案した。

 作品は事前に試写室でSixTONESとスタッフで観たそうで、「拍手したり、起伏の激しい時間でした」と松村。森本も「マーベルファンの方の考察や、前作からの続きの流れも知っているので、観たときは『そうくる!?』っていうのもありましたし、度肝を抜かれるというか……」と語った。ジェシーは「たまらないです」、京本は「大満足の一言に尽きる」と、これまで観てきた作品を踏まえて、「今回の『ノー・ウェイ・ホーム』はまた一つでかい波というか、この作品が今までマーベルを観てきた方にとっても、今作から観てくださった方にも伝説的な瞬間が刻まれている作品」と熱く語り、早速フィギュアを購入したことも明かした。

 その後、スパイダーマン作品の魅力を伝えるべく、推しポイントをあいうえお作文で紹介。「ス」「パ」「イ」「ダ」「ー」「マン」の頭文字から始まる言葉を、一人ずつフリップに書いて紹介した。

 田中は「スみずみまで詰まったこだわり」と映像美などを交えて紹介。髙地は「パーフェクトボディーのトム・ホランドさん」とトム・ホランドの引きしまったボディを挙げた。ジェシーは「イギリス育ちのトム・ホランドさん」と情報を挟みつつ、さらにもう一枚仕込む芸の細かさ。「イトがギャンギャンビュンビュン出ます」と手と糸のイラストつきで紹介した。京本は「ダレにとっても親愛なる隣人」、松村は「ー。言葉を失うほどの衝撃に」と巧みにつなげ、最後を飾った森本は「マンジで感動!スパイダーマン。スパイダーマぁぁぁン。」とスパイダーマン愛を叫んだ。

 最後にジェシーがメンバーを代表して「まさかこのタイミングでSixTONESが関われると思わなかったのでとても光栄ですし、一人でも多くの方にこの作品を愛していただけたら僕たちも嬉しいです。僕たちもスパイダーマンのように6人の糸が切れないないように、日本中、世界中を飛び回りたいと思っています。ぜひスパイダーマンとSixTONESを応援のほどよろしくお願いします」と挨拶。最後にポーズを決めると、田中が「ファニーなヤツなんで」と観客に紹介するなど、笑いも忘れない会見となった。

 ムービーカメラに「スパイダーマン愛してる!」と叫んだジェシーに続いて、最後はSixTONES全員でスパイダーマン愛を叫び、笑顔で会場を後にした。

■公開情報
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
全国公開中
監督:ジョン・ワッツ
脚本:クリス・マッケナ、エリック・ソマーズ
製作:ケヴィン・ファイギ、エイミー・パスカル
出演:トム・ホランド、ゼンデイヤ、ベネディクト・カンバーバッチ、ジョン・ファヴロー、ジェイコブ・バタロン、マリサ・トメイ、アルフレッド・モリーナ、ウィレム・デフォー、ジェイミー・フォックス
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
原題:Spider-Man: No Way Home
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