昨日12月28日より、12月31日放送の『第72回NHK紅白歌合戦』リハーサルが行われている。本稿では29日のSnow Manの会見の模様をお伝えする。

　スタイリッシュなモニター映像をバックにデビュー曲「D.D.」を披露するSnow Man。音合わせも本番さながら、気迫あふれるパフォーマンスを見せた。写真撮影では佐久間大介が中心となって盛り上げ、渡辺翔太が「もう少しタイトになりましょうか？」とカメラマンを気遣ったり、進行指示の一つひとつにメンバー全員が元気良く返事し、お礼を言うなど、グループの明るさと礼儀正しさを感じた。意気込みを聞かれたリーダー・岩本照が「立ちたいと思っても立てない場所。そこにリベンジできる機会をいただいたこと、それを待っていてくれる人がいることがありがたい。去年の分までエネルギッシュなパフォーマンスを見せたい」と語ると、「岩本が言ったように、リベンジしたいと言ってできる場所ではない。決まったときはみんな立ち上がって喜びました」と、深澤辰哉が続ける。向井康二によれば、『紅白』出場決定の連絡は滝沢秀明から受けたといい、滝沢も喜んでいたそうだ。

　破竹の勢いを続けるSnow Manだが「すべてはファンの皆さんのおかげ。パフォーマンスでどう恩返ししていけるかを考えたい」（目黒蓮）、「今年の漢字は『共』と言えるくらい、ファンの皆さんとともにあった。夢焦がれた舞台で1年の喜びを爆発させたい」（阿部亮平）とそれぞれが語った。

　リハーサルについてラウールは「緊張したけど、不思議な力が湧いてきた」と振り返る。また「どの現場でも“紅白見るぞ”って、スタッフさんたちが言ってくれる」と周囲の温かさを感じているようで、宮舘涼太も「恩返し玉を届けたい」と独特の表現で同意。さらに、宮舘が日ごろからお世話になっているというKAT-TUN・亀梨和也も初出場を果たすことについて「心と心のハグを交わしたい」と、宮舘節で喜びを表現した。メンバーにマイクを譲り続けていた渡辺は、最後に「『紅白』で楽しみにしていること」を聞かれ「裏でたくさんの人とすれ違えること」と回答。メンバーから「ミーハー！（笑）」と声が飛ぶが、「ミーハーになってしまうくらい、好きな番組なんです」と照れながら言葉を添えた。

　去り際には全員がお辞儀をして退出、なかでも岩本は会見場の空気を噛みしめるように、宮舘は心からの感謝を込めるように、振り返って深く頭を下げたのが印象的だった。最後に佐久間が「『紅白』がんばりまーす！」と、両手で大きくガッツポーズ。取材陣の盛大な拍手に送られ、笑顔を見せた。

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