蒼井翔太、大槌駅イメージキャラクター「大槌カイ」キャラクターボイス担当

 声優・蒼井翔太が、大槌駅イメージキャラクター「大槌カイ」のキャラクターボイスを担当する。

大槌カイ

 4月23日に行われた記者会見で、大槌町が同町をPRするアニメーション短編動画の制作を行うことを発表。「大槌カイ」のキャラクターデザインは『薄桜鬼』シリーズなどで知られるイラストレーターのカズキヨネが担当し、アニメーション短編動画を今秋公開に向けてプロジェクトはスタートしている。さらに大槌町出身で「三陸❤おおつち PR 大使」でもある株式会社S代表・佐藤ひろ美がプロデューサーを務める。

 アニメーション制作の理由については、コロナ禍により、往来が物理的に遮断され、商業のあり方や消費行動が激変したことに対応するためとのこと。また、復興事業の収束や少子高齢化、国内人口の縮小、それによる経済変動が今後予想される中、物理的距離、言語、国境等を超えた相互理解のツール・大槌の新しい魅力・町内商業者の新商品として、知的財産を位置づけるためでもある。

 アニメーションでは大槌町の風土を背景に、この町で暮らし、日夜働く「大槌カイ」の日常を描く。

プロデューサー佐藤ひろ美(株式会社 S 代表取締役・三陸❤おおつち PR 大使)コメント

佐藤ひろ美

⼤槌町と⼤槌カイがアニメーションでどのように描かれるのでしょうか!? 2019年に三陸聖地化委員会の皆さまと⼀緒に考えたキャラクター「⼤槌カイ」。その時は「アニメになったら素敵だな〜」「ホント!アニメ化は夢ですね〜」なんてお話をメンバー内でしておりましたが、まさかこんなに早く願いが叶うとは!とても嬉しいです。ありがとうございます。このアニメーションを通して「⼤槌町の魅⼒」をたくさんの⽅に知ってもらいたいですし、⼤槌町の皆さまには「アニメーションの可能性」を知っていただきたいです。そして⼤槌町の素晴らしさを⼤槌カイ君には⼤いに宣伝してもらいたいです。がんばって!

大槌カイ役(声の出演)蒼井翔太コメント

この度、大槌カイ役を務めさせて頂くこととなりました。2011年3月11日の東日本大震災の事も、10年経った今でも、まだまだつい最近の事のように思い出します。カイ自身も、その大きな震災に深く関わりがあり、悩み、葛藤し、それでも…大好きな故郷、大好きな人たちのために、そして、自分のためにも…。そんな大きなテーマの重なる人物なので、精一杯、力の限り務めていきたいと思ってます! とても未来に希望が出来るような作品になるように、演じたいと思います!

キャラクターデザイン・カズキヨネコメント

ベビーフェイスでふわふわな栗毛の大槌カイ君、意外と高身長なんだね…?!と驚きつつ、とても辛い経験をしながらも地元を愛し尽力する彼の短編アニメーションがどんな作品になるのか、一ファンとしてと ても楽しみです。

■キャラクター詳細
Ⓒ三陸聖地化委員会
キャラクターデザイン:カズキヨネ
キャラクターボイス:蒼井翔太
製作:大槌町
制作:株式会社 S
プロデューサー:佐藤ひろ美
協力:株式会社 PAK/三陸聖地化委員会/一般社団法人大槌町観光交流協会
※共演者等は配役決定後、段階的にお知らせして参りますので、今後も御期待ください。

大槌カイ キャラクタープロフィール(設定)
出身:大槌生まれ大槌育ち
誕生日:1995 年 7 月 20 日生まれ、劇中の年齢:25歳
身長:176cm、体重:62kg、血液型:AB型
好きな食べ物:磯ラーメン
お父さんっ子。「カイ」は父がつけてくれた名前。
子供の頃、大好きな父が浪板海岸で「この海が大好きで、お前の名前に決めたんだ」と教えてくれた。
中学3年生の時に、東日本大震災の津波で家も流され、父が行方不明。
大好きだった海に父を奪われ、町や海が嫌いになり、色々と悩む。
悩んだ結果、やはり大槌のために働きたいと考えるようになる。

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