OWV 本田康祐&佐野文哉、中川勝就&浦野秀太……ペアだからこそ見える魅力

OWV『Roar』

 4月11日に行なわれた初のワンマンライブ『OWV 1st Anniversary Talk & Live “AWAKE”』を大成功させたOWV。結成2年目の活動にも期待が募る。そんなOWVは4人という少数精鋭のグループだ。さらにボーカル&ダンスグループにしては珍しい偶数。インタビューやYouTubeでの企画などで、ペアに分かれることが少なくない。4月15日に発売された『メンズユニット』mini Vol.2でも本田康祐と佐野文哉、中川勝就と浦野秀太という組み合わせでのペアショットが掲載されていた。4人揃っての“OWV”なのは言うまでもないが、このペアだからこそ見えてくる魅力もあるはずだ。

 まずは、ダンスが得意な本田と佐野。OWV楽曲でもそれぞれが振付けを担当をするなど、高いダンススキルを余すところなく発揮している。そのスキルはメンバーからも好評で、デビュー時の取材会でも「“本田節”と“佐野節”、それぞれのらしさを表現しつつ、僕らの個性を際立てて作ってくれました」(※1)と語っている。

 2人の得意分野であるダンスにおいてはもちろん、その他の部分においてもこの2人は切磋琢磨している印象だ。インタビュー記事の中でも「本田君といえばダンスだったんですけど、お互いに歌は頑張り合って高め合っています」(佐野)(※2)と語っており、2ndシングル収録曲「Na Na Na」のお気に入りポイントを問われた中川が「最後のほうにある、本田君と文哉のかけ合いですね」(※3)と答えているなど、着実な成長を見せている。ストイックに努力を重ねる2人ならではだ。

OWV -「Na Na Na」Dance Practice Video

 そんな本田と佐野は性格面でも共通点がある。2人とも視野が広く、周りをよく見ているのだ。YouTube動画や『OWV道』(GYAO!)などでは本田がリーダーらしく率先して口火を切って話をハンドリングしており、佐野はメンバーたちの話に耳を傾け、ツッコミを入れて笑いを取ったり、総括するコメントをしている。頼りがいのある2人がいるからこそ、ダンスの面だけではなくグループとして安定感を感じることができる。

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