稲垣&草なぎ&香取の“きらめき”は、2020年最後の『ななにー』でも濁らない 佐藤浩市らとのトークで得た、新しい1年への期待

今年最後の『ななにー』で得た2021年への期待

 そうした縁や運があってこそ、芸能生活が続いていくものだと話したのは『ホンネトーク』コーナーに登場した佐藤浩市。出会いを大切にしながら続けてきた俳優の仕事。気づけば、そのつながりで新しい作品への声がかかっているのがほとんどだ、と。そんな佐藤に、イチかバチかといった様子で『クソ野郎と美しき世界』の第2弾に、ぜひ出てほしいと直談判する3人が微笑ましかった。「この流れで行かないわけないじゃない」と、渋く笑う佐藤。

 戸田にしても佐藤にしても、人生の先輩たちを前にすると、今も変わらず少年のような屈託のない表情を見せてくれる3人。そうしたところが、きっと彼らを愛さずにはいられない理由なのだろう。

 いたずらっぽく笑ってみせたり、嬉しさを隠しきれない様子でリスペクトを伝えたり……「年を取らない」という印象は「表情のきらめき」が決めるのかもしれない。彼らが40代になってもなお変わらずに、国民的アイドルとしての輝きが損なわれないのは、そのきらめきが決して濁らないから。

 2020年は、どうにも世界中の人々の表情がくもる1年だった。人との距離感に戸惑い、縁が遠のくような寂しさを感じる年でもあった。だが、この混乱を極めた1年でも『ななにー』の生放送そのものが途切れてしまうことがなかったこと、そして無観客ライブにも慣れていたからこそオンラインでの『NAKAMA to MEETING_vol.1.5』もうまくいったと、瞳を輝かせる。また、かつてSMAPとして共に活動していた、現オートレーサーの森且行選手が日本一を獲った知らせが「今年1番ハッピーなニュースだった」「カッコいいな、森くん」「感動と勇気をもらったよね」とはしゃぐ3人。

 願わくば、彼らの2021年のカレンダーに、ぜひ「ベストフレンドとの再会」が記されることを。そして多くのNAKAMAとも顔を合わせられる日が、1日でも早く来ることを楽しみにしている。いよいよ次回の『ななにー』は、2021年1月1日だ。新しい1年の始まりを、ぜひ3人と共にフレッシュな気持ちで迎えたい。

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