日向坂46 東村芽依は、“天然”&“パワフル”なギャップが魅力に おひさまを惹きつけるキャラクター性

 日向坂46の東村芽依が8月23日に22歳の誕生日を迎えた。同日に更新されたブログでは「こんな時期だけど 皆さんに元気を届けられる存在になれるように頑張ります」と思いを綴っていたが、今回はそんな東村の魅力を改めて考察してみたい。

日向坂46『ひなたざか』(TYPEB)(メガジャケ付)

 奈良県で生まれ育った東村は、中学校の時、部活でレプリカのライフルやフラッグなどを使ってマーチングを盛り上げるカラーガードという競技に取り組んでいた。もともと小学校のマラソン大会では5年連続学年1位に輝いたほど基礎体力に恵まれていた東村だが、カラーガードを通じてさらに高い運動能力を身につけていったという。(書籍『日向坂46ストーリー』より)

 そんな東村が日向坂46の前身グループであるけやき坂46のオーディションを受けたのは「体を動かすのが好きだから」という理由だった。特別、アイドルになりたかったわけではないが、高校2年生の時に姉の勧めでオーディションを受け、2016年5月にグループに加入、芸能界デビューを果たした。

 持ち前の運動能力とカラーガードという競技で表現力を学んだ東村は、ライブでは終始キレのあるパフォーマンスでファンを魅了している。『ひらがな推し』(テレビ東京)時代に発表された「ダンスが上手いメンバーランキング」でもパフォーマンス力の高い事で定評のある佐々木美玲を抑え、堂々の1位に輝いた。当時メンバーだった柿崎芽実は「体が小さいのに迫力がスゴい」と評し、佐々木美玲も「HIP HOP系は東村芽依」と太鼓判を押していた。

 バラエティ番組における運動企画でも高い身体能力を活かし、視聴者を釘付けにしている。陸上も器械体操もお手の物だが、ここ最近の活躍として多くのおひさま(日向坂46ファンの呼称)の頭に浮かぶのは『炎の体育会TVSP』(TBS系)での、箱根駅伝で優勝経験があり区間賞も獲得したマスク・ド・ランナーとのリレー対決ではないだろうか。マスク・ド・ランナーが1人で4000メートルを走るのに対し、走力に自信のある女性芸能人の精鋭10人が400メートルのリレーで立ち向かうというハンデマッチが行われたが、50メートル走を7.6妙で駆け抜ける東村がアンカーを務めた。惜しくも勝負には敗れてしまったが、共演していた加藤史帆は激走する姿を見て「芽依ちゃんっていつもヘラヘラしているんですけど、こんなに真剣な顔初めて見ました。すごい感動しちゃいました」と目頭を熱くしていた。

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