日向坂46 影山優佳、『日向坂で会いましょう』復帰でどう変わる? 企画でも活躍しうる演技力やキャラクター

 また高本彩花は影山の“ぶりっ子気質”を指摘していた。同グループのぶりっ子キャラの元祖といえば宮田愛萌と卒業してしまった柿崎芽実だが、現在では宮田に加え、佐々木久美、齊藤京子、渡邉美穂もぶりっ子キャラとして存在している。過去には柿崎と宮田が「僕たちは突き合っている つっぱり尻相撲対決」で大きな笑いを生み出したことがあったが、また新たなぶりっ子芸の名シーンが『ひなあい』から生まれることを楽しみに待っていたい。

 また影山は東大受験に挑むほどの高い学力の持ち主だ。坂道グループでは乃木坂46の山崎怜奈、欅坂46の原田葵がクイズ番組で活躍しているが、影山も同じように活躍している姿がはっきりと想像できる。グループ1の頭脳派で何事も冷静に分析する彼女だけにクイズの分野でもグループを牽引してくれそうだ。

 しかし何といってもおひさま(※日向坂46ファンの呼称)が待ちわびているのは影山の日向坂46としてのライブステージではないだろうか。歌唱力が高いことでも知られる影山が復帰すれば、パフォーマンスの面でもグループの表現力に厚みが増すことだろう。新型コロナウイルスの影響でなかなか観客を入れてのライブを開催するのが難しい状況が続いているが、アイドルとして、日向坂46のメンバーとして、影山が「日向坂46です!」とステージで挨拶をする日を楽しみにしていたいと思う。

■中山洋平
1983年生まれ。フリーランスの編集・ライター。ボウリング、洋服、ギター、サウナ好き。Twitter

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