『Nizi Project』Part 2第9話、デビューメンバー決定に向けた2チームによるファイナルステージ開始

 6月19日、韓国の芸能事務所JYPエンターテインメントとソニー・ミュージックエンタテインメント、ソニー・ミュージックレーベルズによるガールズグループオーディションプロジェクト『Nizi Project』Part 2の第9話がHuluで配信された。

 全10都市約1万人の中から地区予選、4泊5日の東京合宿を経て、韓国合宿に望んだ練習生たち。韓国では個人テストと2回のチームミッションを終え、ついにデビューメンバーを決定するためのファイナルステージに挑む。以前にも増して豪華になったステージが幕を上げると、自信に満ち溢れた表情の12人が『Nizi Project』のテーマソングである「Baby I’m a star」を披露。そして、司会進行を務めるTWICEのサナが登場し、ステージに練習生たちが並ぶ。ファイナルステージでは、12人を2チームに編成。マコを筆頭に、リリア・アヤカ・アカリ・ユナ・リオで構成された“マコチーム”、リーダーを務めるマヤと、リマ・ミイヒ・リク・マユカ・ニナで組まれた“マヤチーム”の2組が2回のチームミッションで対決を行う。審査を務めるのは、J.Y. Park氏と特別審査員のウヨン(2PM)とモモ(TWICE)。最初の対決では、各チームのカラーに合わせて制作されたミッション曲で、チームのカラーを一番上手く表現した方が勝利となる。さらに、2回目の対決では、最終的に選ばれたメンバーのデビュー曲となるJ.Y. Park氏の自作曲で対決。1回目、2回目の対決毎に勝利チームを選定し、その結果をもとに最終順位とデビューメンバーが決定される。

 まずは、マコチームが最初のステージを披露。6人をイメージして制作されたのは、明るい未来への期待感を込めた「虹の向こうへ」という、エネルギッシュな楽曲だった。J.Y. Park氏は「一人ひとりが自分の実力を存分に発揮できるチャンスがある曲」と予想。その上で、「生き生きしているチームが見たい」と期待感を募らせる。一方、初めて自分たちの楽曲を手に入れたことに喜びながらも、マコたちはこれまでのようにお手本となるアーティストがおらず、テンポも速い楽曲に苦戦していた。雰囲気が崩れないように、何度も歌の中で呼吸するポイントを確認する6人。ダンスも激しく、体力はどんどん消耗されていく。そんな中、ある夜に宿舎で集まっていると、突然テレビから両親からのテレビメッセージが届いた。練習を頑張る練習生たちのためにサプライズで送られたメッセージには、それぞれの両親が愛する娘を心から応援する気持ちがこもっていた。恋しかった家族の姿に涙が止まらない練習生たち。映像から伝わるたくさんの愛情と温もりを胸に、6人は最後まで練習を続けた。

 本番では、激しいダンスを踊りながらもそれぞれが成長した姿を見せる。そんな彼女たちを見て、サナも「エネルギッシュという言葉が似合うステージだった」と一言。モモからも良い評価を受けたが、初めて練習生のステージを見るウヨンは、「とても緊張しているように見えた」とした上で、「もう少し慎重な判断が必要なステージだった」と厳しくも愛情のこもった評価を下した。J.Y. Park氏は「練習生のレベルではない」とまたもやマコを絶賛。リオについても「歌に自信を持てるようになったから本来のダンスの実力を発揮できた」と褒める。ただし、ウヨンと同様に全体的に緊張感が伝わってしまったことを指摘し、「次の対決は練習の時に悩んで心配していたことは全部忘れるべき」とアドバイスを残した。

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