sumika、リモート録音による新曲&未発表ライブ映像公開 医療やエンタメ従事者対象の基金創設も

sumika、リモート録音による新曲&未発表ライブ映像公開 医療やエンタメ従事者対象の基金創設も

 sumikaが、新曲4曲と未発表ライブ映像4曲を本日5月28日に特設サイトにて発表した。

 今春より開催予定だった『sumika Arena Tour 2020 -Daily’s Lamp-』が、コロナ禍により全公演開催見合わせになるなど、sumikaとしての活動が止まっていた中、バンド史上初の試みとして、今回4人それぞれが1曲ずつ作曲を手がけたという。「トワイライト」、「晩春風花」(ばんしゅんふうか)、「VOICE」、「憧憬」(しょうけい)と名付けられた各楽曲の作詞は片岡健太(Vo/Gt)が担当し、リモートレコーディングにより完成したとのこと。

 また、昨年6月に行われた2ndフルアルバム『Chime』のリリースツアーファイナル(2019年6月30日)の大阪公演から、「Lovers」、「1.2.3..4.5.6」、「リグレット」、「「伝言歌」」の4曲が未発表ライブ映像として制作された。

『Dress farm 2020』ロゴ

 特設サイトにて発表された無料視聴可能な全8曲の新作を視聴後、ユーザーによって自由に設定された金額は、全額寄付としてsumikaが公益財団法人パブリックリソース財団内に創設した『Dress farm 2020』基金に積み立てられる。基金から、新型コロナウイルス感染症の最前線で従事する医療機関・関係者、ならびに新型コロナウイルス感染拡大により活動の継続が困難な状況にある音楽ライブ関係者の支援に使われる。

 2014年から計3回に渡り、sumikaにとって一番大切なものである音楽を介して、購入時に(購入者)自ら価格を決められる価格自由設定CD『Dress farm』を発表。『Dress farm 2020』基金は、その理念を受け継いだ名称となっている。

『Dress farm 2020』に関するメンバー声明文

『誰とも比べず、あなたの価値で』

sumikaは新たな作品を制作しました。

まず、新曲制作。

365日、喜怒哀楽がある中で、聴きたい音楽はいつだって気まぐれです。

メンバーそれぞれが”今“伝えたい音楽として、四者四様の答えを出し、1人1曲、合計4曲を新たに制作しました。初のリモートレコーディング。

そして、未発表ライブ映像の公開。

ライブ活動の自粛も長引いてきている中、熱狂と体験の瞬間があった日の事を、もう一度振り返って、新たに編集して制作しました。

ライブでしか伝えられないものを、少しでも伝えられたら嬉しいです。

数億円の値がつく名画も、数時間並ばないと食べる事が出来ないパンケーキも、険しい道のりを何日も歩かねばお目にかかれない絶景も、誰かにとってはそれほどの価値があるし、他の誰かにとっては、全く価値を感じないものなのだと思います。

人の数だけ価値観がある。その価値の付け方はお金だけではなく、時間かもしれないし、言葉や行動かもしれません。

自分自身で“なにか“の価値を考えるという事は、いつでも大事な一手間だと考えています。

今回発表する新作の価値の設定は自由です。

無料でも、どんな金額でも、身近な人への「ありがとう」や、自分自身の「明日も頑張ろう」など、どんな形でも構いません。

金額という形で付けていただいた価値に関しては、服(ドレス)を着せて、きちんと次の畑まで届けるという事が、今の役目だと思うので、本プロジェクトの寄付額の半分を、この国の医療を支えて下さっている医療従事者の方々に。そしてもう半分を、自分達をここまで育ててくれたエンタテインメント業界の活動支援とさせて頂きます。

混沌とした世の中で、価値観はいつにも増してバラバラだと思いますので、誰とも比べずに、自分自身の感覚で決めて頂けたら幸いです。

2015年に身体を壊して活動休止をしてしまった際に、文字通り身体と心を救ってくれた方々や場所に対して、まずは少しでも力になれたらと思っています。

この嵐が過ぎ去った後には、きっと以前と全く同じ世界には戻らないと思います。

前より悪いか、前より良いか。

ざっくりとした感覚ではありますが、後者のように感じられる瞬間が、一つでも多く生まれるように、今できる事を不貞腐れず、ひとつずつやっていきたい気持ちです。

もう一度、大切な人と大切な場所に、旗を立てられる日がきますように。

歩幅は気にせず、それぞれのペースで歩いて探していきましょう。

sumika
片岡 健太,荒井 智之,黒田 隼之介,小川 貴之

『Dress farm 2020』特設サイト

<支援先の決定方法>
2020年6月30日までにいただいたご寄付をもとに、第1回目の助成金の公募を7月に行います。各テーマに精通した専門家・有識者が審査委員となり、支援先を公平・中立かつ適正に選考し、8月中旬に第1回の支援(助成金支給)を行う予定です。2020年7月1日以降のご寄付をもとに、第2回目以降の公募も予定しています。

■関連リンク
sumika OFFICIAL WEBSITE
公益財団法人パブリックリソース財団
オンライン寄付サイトGive One(ギブワン)
寄付金控除等の税制優遇について

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