ヨルシカ、新曲「夜行」が映画『泣きたい私は猫をかぶる』挿入歌に 佐藤順一&柴山智隆監督のコメントも

ヨルシカ「夜行」が映画挿入歌に

 ヨルシカの新曲「夜行」が、6月5日公開のアニメーション映画『泣きたい私は猫をかぶる』に挿入歌として使用される。

 同作は『ペンギン・ハイウェイ』(2018)で第42回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞、ファンタジア国際映画祭今敏賞(ベストアニメーション賞)を受賞したアニメーションスタジオ・スタジオコロリドが手がける長編アニメーション映画第2弾。ヨルシカは、書き下ろし楽曲「花に亡霊」で本作の主題歌も担当している。

 監督を務めるのは佐藤順一と、本作で長編監督デビューを飾る柴山智隆。脚本は岡田麿里、声の出演は志田未来、花江夏樹、山寺宏一、小木博明(おぎやはぎ)といったキャスト陣が集結する。

 また「夜行」は、佐藤、柴山両監督が、ヨルシカのメンバー(n-buna、suis)と直接語り合い、映画のイメージを共有した上で生み出されたという。MVはスタジオコロリドが担当し、映画の舞台である愛知県常滑市がモチーフになっている。

ヨルシカ - 夜行 (OFFICIAL VIDEO)

『泣きたい私は猫をかぶる』ストーリー

クラスメイトから「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名で呼ばれるちょっと変わった中学 2年生、笹木美代(声・志田未来)。彼女はクラスメイトの日之出賢人(声・花江夏樹)に熱烈な思いを寄せ、毎日果敢にアタックを続けるが全く相手にされない...。それでもめげずにアプローチを続ける彼女には、誰にも言えないとっておきの秘密があった。

佐藤順一監督 コメント

『夜行』はヨルシカさんに完成途中の作品を観てもらって作ってもらいました。日之出が主人公・ムゲの本当の気持ちを知った場面なので、普通はかなりしっとりした曲になるところですが、ヨルシカさんの曲ならば、ややリズムのあるちょっと切ない系の曲もよいのではと試していただくことに。曲をはじめて聞いたとき、言葉が意味を超えて心の風景を描くように紡がれたヨルシカさんらしい楽曲が出来たと感じて嬉しかったです。ムゲや日之出の感情と組み合わさることで更なる広がりがイメージできました。

柴山智隆監督 コメント

音響監督でもある佐藤監督からは、「作品に寄り添い過ぎなくても大丈夫」というようなお話があったと記憶しています。「夜行」が届いて、はじめて映像に合わせて曲を聴いたときにはイメージがふわっと拡がっていくような感覚があって驚きました。日之出の心情を大切にしていただきつつも、次々と浮かんでくる情景が心地よくて、その日から毎日のように聴いています。素晴らしい楽曲をありがとうございました。

『泣きたい私は猫をかぶる』© 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会

■映画情報
『泣きたい私は猫をかぶる』
公開日:2020年6月5日(金)
出演:志田未来、花江夏樹、小木博明、山寺宏一
監督:佐藤順一、柴山智隆
脚本:岡田麿里
主題歌:「花に亡霊」ヨルシカ(ユニバーサルJ)
企画:ツインエンジン
制作:スタジオコロリド
配給:東宝映像事業部
『泣きたい私は猫をかぶる』公式サイト
『泣きたい私は猫をかぶる』Twitter:@nakineko_movie
『泣きたい私は猫をかぶる』Instagram:@nakineko_movie
(C) 2020「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会 

■配信情報
ヨルシカ Digital Single「夜行」
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