Da-iCE、観客5000人の前でドームへの夢を誓う 思い出の地で新曲「BACK TO BACK」初披露

 Da-iCEが11月9日、『Da-iCE New Single「BACK TO BACK」初披露フリーライブ』をダイバーシティ東京プラザ 2F フェスティバル広場にて開催した。

左から岩岡徹、花村想太、和田颯、大野雄大、工藤大輝

 Da-iCEは、工藤大輝、岩岡徹、大野雄大、花村想太、和田颯からなる5人組ボーカル&ダンスグループ。今回初披露した新シングル曲「BACK TO BACK」は、メンバーの工藤が“原点回帰”をテーマに作詞作曲した楽曲となっている。また、同グループにとってダイバーシティ東京プラザは、2013年のデビュー前に発売したグループ初のシングル『I'll be back』やデビューシングル『SHOUT IT OUT』のリリースイベントを行った思い出の場所であり、フリーライブ中に工藤は「2020年はアリーナ(でのライブ)も控えているので、そこに向けてもう一度昔を振り返り、より高見を目指すきっかけになれば」と原点回帰への思いを語った。

花村想太

 ライブでは「BACK TO BACK」を始め、Official 髭男dismの藤原聡が提供した「FAKE ME FAKE ME OUT」、ライブの定番曲「パラダイブ」など全7曲を披露。40分の贅沢な時間に、集まった約5,000人の観客たちは大きな盛り上がりを見せた。

 イベントは「FAKE ME FAKE ME OUT」からスタートした。同曲は、Da-iCEのコレオグラフを数多く手掛けるs**t kingzが、初めてフルメンバーで振付を考えた1曲。スタンドマイクを2本用いた色気を感じる振付、花村のロングトーンや大野の甘い歌声で観客を魅了した。ファンク調の楽曲から一転、工藤が作詞に参加するHIPHOP感の強い攻撃的な1曲「イチタスイチ」、さらに「Limits」とDa-iCEならではの振り幅のあるダンスチューンを展開した。

 MCを挟み、いよいよ新曲の「BACK TO BACK」へ。同曲は工藤が作詞作曲を手掛けているが、シングルの収録曲選定時は自身の名前を伏せてメンバーに聴いてもらったという。そのほか10曲ほどの候補曲から、“工藤が作った”という色眼鏡なしでメンバーの満場一致が得られたのだから驚きだ。スウェーデンの作家とのコライトで生まれた同曲は、トレンド感のあるトラックをJ-POPに落とし込んだ、Da-iCEの新たな武器になるであろうダンスチューンに。アップダウンの激しいクールな振付や5人の息があったシンクロダンス、楽曲終盤では花村が挑発的に観客を煽ると大きな歓声が上がった。

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