Da-iCEがデビュー5年で成し遂げたダンス&ボーカルの進化 ベスト盤からグループの軌跡を読み解く

Da-iCEがデビュー5年で成し遂げたダンス&ボーカルの進化 ベスト盤からグループの軌跡を読み解く

 2014年のメジャーデビューから5年。着実に実力を付け、今年1月には大阪城ホールでワンマンライブを開催するなど人気も確実に上昇中のDa-iCEが、デビュー6年目の6月6日に初のベストアルバム『Da-iCE BEST』をリリースした。

Da-iCE – 6/6(木)発売 初のベストアルバム「Da-iCE BEST」全曲試聴ティザー(フラッシュプライス盤)

 甘さと鋭さを備えるハイトーンボイスを武器にする花村想太と、温もりと力強さを併せ持つアーシーな歌声の持ち主である大野雄大。異なる魅力を放つツインボーカルに、工藤大輝、岩岡徹、和田颯というハイスキルなパフォーマー3人を加えた5人が活動を開始したのは2011年。始まりは観客が数人だけだったが、翌年、事務所の先輩であるAAAのツアー(『AAA TOUR 2012-777- TRIPLE SEVEN』)や横浜アリーナ公演(『AAA TOUR 2012 -777- TRIPLE SEVEN 7th Anniversary Autumn stAge』)にオープニングアクトで出演したことで注目を浴び、2013年には東名阪のライブハウスツアーを開催するなどして念願のメジャーデビューの切符を掴み取った。

 デビュー当初は、「誰もが恋する顔面偏差値75グループ」とか「イケメン界の東大生」というキャッチフレーズが話題となり、ビジュアル面で語られることの多かったDa-iCEだが、このグループには結成時から「ボーカルとダンスの両立」というコンセプトが揺るぎなくあった。しかし、花村と大野は結成当初はダンス未経験者。「歌って踊れる」ではなく「歌いながら踊る」スタイルをポリシーに掲げて、パフォーマー3人に追いつくように必死にレッスン。ダンスをしながらでもクオリティーを落とさずに歌える実力派を目指し、レベルアップに努めてきた。

Da-iCE -「FAKE ME FAKE ME OUT」Official Dance Practice

 口で言うよりまず行動。そう言わんばかりに、彼らはメジャーデビューした年にメンバー全員でロサンゼルスに数回渡り、ダンスをはじめとした武者修行を敢行。さらに楽曲の振付はデビュー当初から日本のダンスシーンでその名を知らぬ者はいないKING OF SWAGのDeeやs**t kingzの4人、さらには海外トップダンサーのKeone Madridなどに依頼。一流に接することで一流を学び、年間100本を超えるステージをこなすことで経験を積み、現在まで絶え間なくダンス/歌/パフォーマンスの腕を磨き続けてきた。ルックスからは想像しづらいが、言わば叩き上げでここまできた。

Da-iCE(ダイス) – SHOUT IT OUT -Da-iCE Official Dance Practice-

 一方、彼らの人気を支えている要因のひとつに、ファンファーストのグループであることも挙げられる。そもそもデビュー曲「SHOUT IT OUT」は1万人を超えるファン投票で選ばれた楽曲だし、デビュー翌年の2015年5月から2016年2月にかけては、2本の全国ツアーを通じて47都道府県を制覇。自分たちを応援してくれる人の声を大切にし、ライブや握手会などで自分たちのパフォーマンスと思いを全国にくまなく届け、ファンとの絆を高めて来た。そんな地道な活動は、2017年1月開催の初めての日本武道館ワンマンライブで大輪の花を咲かせることになる。それを弾みにして冒頭の大阪城ホールでのワンマンも達成。今や1万人規模のライブを安定して行えるグループへと大きく成長した。

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