EXILE ÜSA&TETSUYA、広島で中学生にダンスレッスン “夢”についてのトークセッションも
EXILE ÜSAとTETSUYAが、12月19日に広島市立矢野中学校にて開校されたLDH JAPANの社会貢献プロジェクト『ダンスで日本を元気に!夢の課外授業 中学生Rising Sun Project 2018-2019』にサプライズで登場。参加した矢野中学校の子どもたちと“夢”についてのトークセッションや、ダンスレッスンの授業を行った。
『ダンスで日本を元気に!夢の課外授業中学生Rising Sun Project』は、東日本大震災後、東北をはじめとした日本中の子どもたちにダンスの力で元気になってもらいたいという想いで2012年からスタート。今回は、2018年7月「西日本豪雨」で大きな被害を受けた広島の子どもたちに夢と元気を届けたいという想いで開催された。同プロジェクトが広島で開催されるのは初となる。
本プロジェクトのプロジェクトリーダーとして立ち上げから関わってきたÜSAとTETSUYAは、これまで全国の中学校でダンス授業を開催。復興支援ソングである「Rising Sun」の振り付けを学んだ中学生たちは、多くの観客が見守る大舞台でEXILEメンバーと共にダンスパフォーマンスを披露し、Jリーグの試合会場や国民体育大会などの大舞台での発表を経験してきた。同プロジェクトは復興庁「心の復興」事業にも認定され、昨年はこれまで積み重ねてきた活動が評価され、「東京2020参画プログラム」の公認プログラムとなった。
広島市立矢野中学校の全校生徒801名が待機する体育館に「Rising Sun」が流れ始め、ÜSA、TETSUYAがサプライズで入場。ステージ上でダンスパフォーマンスを披露すると、子どもたちから大きな歓声が上がった。“社会の先生になることが夢”であるという生徒会長・中村君からの「お二人の夢は何ですか?」という質問に対し、ÜSAは「僕らが生きているこの時代に世界中が平和になるということを実現したい」、TETSUYAは「ダンスがオリンピック・パラリンピックの正式種目になって、いつか日本代表“EXILE JAPAN”というチームを作り、金メダルを獲りたい」とそれぞれ”夢“を力強く語った。
サンスターホールで行われたダンスレッスンでは、ÜSAとTETSUYAが子どもたちに復興支援曲である「Rising Sun」の振付を指導。本人たちも会得が難しかったという複雑な足の動きがあるサビの部分では、苦戦する子どもたちに対して分かりやすく踊り方を伝授。途中、ステージから降りて個別に指導するなど、子どもたちと積極的にコミュニケーションする様子も見られた。みるみる上達していく子どもたちの姿に「来年2月に控える発表会までには凄く良いパフォーマンスに仕上がりそう」と驚きを見せていた。
ダンスレッスンを終えたÜSAは「『Rising Sun』は難しくて振付のレベルが高いんですけれども、今日参加してくれた生徒さんたちは覚えるスピードが早く、子どもたちから溢れてくるダンスの熱がすごく伝わりました」とコメントし、続けてTETSUYAも「ずっと広島に来たいと思っていたので、広島に来ることができたという喜びとともに、子どもたちと一緒にダンスできたことがとても嬉しかったです」と感動した面持ちで語った。
今回「Rising Sun」の振付指導を受けた子どもたちは、来年の2月に行われる発表会に向けて、約2カ月の練習に励んでいく予定だ。