橘ケンチ『Discover Japan』イベントで手造り日本酒振る舞う 「日本酒の魅力を伝える語り部に」


 参加者からの質問のコーナーで、「亜麻猫橘」のこだわりについて聞かれた橘ケンチは、「オリジナルの『亜麻猫』と『亜麻猫 改』の中間くらいの酸味になるようにした」と回答。また、この日初めて日本酒を口にしたという女性から、最初は何から飲めば良いのかを聞かれると、「僕が初めて買ったのは『澤屋まつもと』というお酒で、酒屋さんに相談して購入を決めた。酸味があるのが好きとか、甘みが欲しいとか、好みがあると思うので、まずは酒屋さんに聞いてみるのが良いと思う。日本酒に強い酒屋さんもすごく親切に丁寧に教えてくれる」とアドバイスした。また、自宅でのお酒の楽しみ方については、「日本酒は不思議なもので、あらゆる食べ物に合う。自宅では麻婆豆腐などを作って、一緒に楽しんだりする。ほとんどキッチンで立ちながら飲んでいる」と、意外なプライベートも明かした。

 イベントの最後に、橘ケンチは、「今は日本に1000蔵くらいの酒蔵があるけれど、江戸時代には8000蔵もあったと言われている。酒蔵が減ったのは、消費者が飲まなくなったから。日本酒は美味しいし、そこで情熱を持って働いている方には強い共感を覚えている。日本酒と日本文化の素晴らしさを伝えていくことに、使命感を感じるようになった」と語り、EXILEが掲げる「日本を元気に!」というスローガンを改めて伝えた。

 なお、日本酒「亜麻猫橘」は販売を行う予定がなく、LDH kitchenが運営する中目黒の「鮨つぼみ」と恵比寿の「小花」の2店舗で、2018年12月15日より提供されている。

(取材・文=松田広宣)

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