木村拓哉、嵐 二宮和也、NEWS 手越祐也……声優としても活躍したジャニーズメンバー

  嵐の相葉雅紀が、アニメ『クレヨンしんちゃん』(テレビ朝日系)に出演することが先日発表された。相葉が登場するのは、現在出演中のドラマ『僕とシッポと神楽坂』(テレビ朝日系)とコラボレーションしたストーリーで、アニメの中でもドラマ同様高円寺達也役を演じる。振り返ってみると、これまで声優として活躍をしたジャニーズタレントたちは少なくない。そこで、過去に話題になった“声優ジャニーズ”をご紹介しよう。

木村拓哉

 木村拓哉が声優として注目を集めたのは、映画『ハウルの動く城』のハウル役だろう。木村が演じたハウルは、美青年の魔法使い。公開当初は「木村拓哉が声優を担当する」という話題に注目が集まっていたが、テレビでも放送される度に、声そのものに注目が集まってきている。木村のクールでありながらも人懐こさを感じる声色が、ハウルにぴったりなのだ。また、“木村拓哉=王道の男前”というイメージも相まって、ハウルの格好良さが増しているにも感じる。実際SNS上でも「声だけでもかっこいい」、「声優やってるときまでイケメン」、「キムタクの声が良すぎる」という投稿が多々見られる。12月13日には、ゲーム『龍が如く』シリーズの名越稔洋監督が手がける新作ゲーム『JUDGE EYES:死神の遺言』で主人公・八神隆之のキャラクターボイスを手がけることも発表されている木村。すでにトレーラーが公開され、先行体験版も配信されており、ファンはもちろん、ゲーム好きの間で話題を呼んでいる。アニメとは一味違うゲームの声優業をどうこなしているのか。全貌が見える12月13日が待ち遠しい。

嵐 二宮和也

 ジャニーズ内でも屈指の演技力を持つ嵐・二宮和也は、声優としても高い評価を得ている。2006年にアニメ映画『鉄コン筋クリート』の主人公・クロを演じると、表現力の豊かさが瞬く間に話題に。『鉄コン筋クリート』は、『第80回アカデミー賞長編アニメーション映画賞部門』のノミネート候補にも入った。それから9年後の2015年、映画『暗殺教室』の謎の生命体・殺せんせーで再び声優を担当。感情による声の使い分けも完璧で、殺せんせーの飄々としたキャラクターが原作やTVアニメ版に引けを取らないほどに再現されていた。二宮は、少し鼻にかかった高めの甘い声が特徴だ。その魅力的な声質ももちろんだが、圧倒的な表現力と演技力でキャラクターに命を吹き込んでいる。俳優が声優業を行なうと違和感を覚えることも少なくないが、二宮は一切ない。彼の演技力は、声だけでも十分に通じると証明された作品である。

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