DEAN FUJIOKA、『モンクリ』主題歌MV大胆な構想明かす「やっぱりNGが出てしまいまして…」

 またDREAMS COME TRUEの吉田美和が気になるアーティストとして「DEAN FUJIOKA」の名前を挙げていたことについて、DEANは「ビックリしましたよ。一人でいた時にそれ見たんですけど、ちょっと声出ちゃいましたね。まさか! みたいな」と頬を緩ませる。「僕が生まれて初めて買ったCDがドリカムさんの『決戦は金曜日/太陽が見てる』だったんですけど、それくらい自分にとってとても思い出深く、すごく影響を受けたアーティストさんなので、そのご本人からポジティブなコメントをいただけたっていうのは本当にうれしかったですし、信じられないですよね」と感慨にふけった。

 一方、「Echo」の感想を聞かれた太田氏は「去年末にDEANさんと一番初めにドラマと曲のお話をさせていただいた時に、まだ脚本は全部はできていなかったんですけど、ラストシーンはこういうイメージですよねっていうのは共感できていて。その時にDEANさんがおっしゃっていた光に向かっていく雰囲気だとかが、我々の想いと合致していたので、基本軸はずっとブレなかったです」とドラマと主題歌のコンセプトが最初から最後まで一致していたことを明かす。「最初にデモで(「Echo」の)イントロを聴かせていただいた時に、嘆きと絶望とその先にある光みたいなものを一瞬で感じました」と絶賛した。

 続けて「Echo」のMV撮影の話になると、DEANはだいぶ早い段階で二宮監督とともにコンセプトを“ヴァンパイア”に決めていたことを告白。二宮監督は「初めの打ち合わせの日に、僕もワンアイデア持っていかなきゃなと思って考えてて。ヴァンパイアは絶対斜め上だろと思ってたら、DEANさんも“僕もヴァンパイア考えてたんですよ”みたいなことになって」と当時を振り返る。

 

DEAN FUJIOKA「Echo」MV

 DEANもまた「最初は、(僕が)ヘリから登場して、高いビルの屋上に止まって、降りて。そしたらそこに棺桶がブワーって並んでて、棺桶から人が出てきて踊り出す(街を行進する)っていう。最後、その並んだ棺桶を全部爆発させるっていう企画を考えてたんですけど、これがやっぱりNGが出てしまいまして……」と当初の考えを明かし、会場を驚きと笑いで包んだ。

 約30分間、二宮監督と太田氏とともに、「Echo」にまつわる秘話などで会場を盛り上げたDEAN。最後にDEANは、会場いっぱいに詰めかけたファンとともに「Echo」のサビを大合唱し、会場を後にした。

(取材・文=戸塚安友奈/写真=島津明)

■リリース情報
DEAN FUJIOKA 2nd Single『Echo』
発売中
価格:【初回盤A】1,800円+税/CD+DVD
【初回盤B】1,800円+税/CD+DVD
【通常盤】1,200円+税/CD

<収録曲>(※全形態共通)
M1. Echo(フジテレビ系 木曜劇場『モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―』主題歌)
M2. Hope
M3. Echo(Instrumental)
M4. Hope(Instrumental)
※「Echo」先行配信中

<初回盤A DVD収録内容>
・初の全国ツアー『DEAN FUJIOKA 1st Japan Tour ”History In The
Making 2018”』大阪ファイナル公演(※約45分収録)
01.「Speechless」
02.「Midnight Messenger mabanua Remix」
03.「Mr. Taxi」
04.「Kiss Goodbye」
05.「DoReMi」
06.「Let it snow!」
07.「My Dimension」
・「Let it snow!」MV
・「Let it snow!」MV Behind the Scene

<初回盤B DVD収録内容>
01.DEAN CHANNEL DELUXE(※約40分収録)
02.「Echo」Behind the Scene
※変更になる場合あり

■関連リンク
DEAN FUJIOKA オフィシャルサイト

関連記事