松任谷由実、“ユーミンの世界”で恋愛についての持論を展開「交通事故とか風邪引くみたいなもん」
そんな中、まだ恋愛をしたことがないという齋藤氏に対して松任谷は「恋愛はどうかわからないけど、恋って交通事故とか風邪引くみたいなもんですよね」と語りかけ、「恋愛っていう関係項を作るんではなくても、恋は飛び込んでくるものだから、そこに素直になれば良いんですもん」と恋に対する持論を展開し、アドバイスをする。それを聞き共感したマツコも「ピュアだからこそ、戦って欲しいの」とエールを送った。すると松任谷は「私なんかも好戦的なのはそういうところ」と告白し、「自分で強いシェルターを(作らないと)」とさらに持論を展開。その例えとして「握手とかするときに、先に強く握らないと。握らせておくと、持っていかれる」や「人混みだって、ぼーっと歩いてたら、ずっと避けなきゃならない」というエピソードを挙げた。そして、「何の特にもならないんだけど」と笑い、「でもね、回り回って精神性が強くなると思うよ」と自身の考えを述べた。
また松任谷は、自身の独特な歌声の誕生秘話について「中学のときに、パイプオルガンを初めて聴いて、教会中がガーッて鳴るから感応しちゃって、涙がバーッて出た。そのときにね、なんかパイプオルガンの音がプリントされちゃった」と明かし、「ギフトだからしょうがないよね。困っちゃうこともあるけど」声を弾ませた。
次回は、「マツコの知らないおにぎりの世界」「マツコの知らない終着駅の世界」が4月24日に放送される予定だ。
(文=向原康太)