Airpods、ARヘッドセット、360度カメラ……音楽体験を豊かにする最新スマホアクセサリ
9月開催予定のAppleのスペシャルイベントで発表されると言われている、iPhone8。ワイヤレス充電、3Dカメラ、顔認証など新たに搭載されるであろう機能に注目が集まる中、Appleによる新たなiPhoneアクセサリも話題を呼んでいる。
オンラインショップでの出荷待ち期間が短縮されたこともあり、近頃街中で見かける機会が増えてきたのが、2016年12月に発売されたワイヤレスイヤホン・Airpodsだ。iPhone7からはイヤホンジャックがなくなり、音楽を聴く際にはLightningコネクタに挿すイヤホンやBluetoothを使って接続するワイヤレスイヤホン/ヘッドホンが欠かせなくなった。
ワイヤレスイヤホンはコードをどこかに引っ掛けるといったことがないのは便利だが(電車内などで経験したことのあるユーザーも多いはずだ)、一方で毎回のペアリングが面倒、充電を忘れると音楽を聴けない、音質があまり良くないものが多い、といった不満の声も上がっている。しかしAirpodsはiPhone付属のイヤホンとほぼ同等の音質だと言われ、画面をタップするだけで容易にペアリングが可能、さらに専用ケースに充電機能があるため本体の充電を忘れても音楽を聴くことができる。通勤通学中にスマートフォンで音楽を聴くユーザーにとってメリットの多いAirpodsが人気を集めるのは当然だろう。
さらにiPhone8と同時に、AppleからARヘッドセットも発表される可能性が高い。(参考:Apple、VRとAR研究の第一人者を採用 ヘッドセット端末など開発中か(ITPro))AppleはすでにiOS11にてARフレームワーク・ARKitをリリースしており、今後も本格的にAR分野に乗り出していくことは間違いない。またiPhoneを差し込むタイプのARヘッドセットとしてMiraからiPhone 6、6s、7向けにMira Prismの発売がすでに発表されていることもあり、今後はライブ配信などにおいてより手軽に臨場感ある体験ができそうだ。
Apple製品以外で注目したいのは、Android OSを開発したことから「Androidの父」とも呼ばれるアンディ・ルービンが作った新型Android・Essential Phone。日本発売は秋頃と言われている同機種の特徴のひとつは本体がチタン製、背面がセラミック製で非常に頑丈なボディであること。そして画面に縁がないベゼルレスデザインであるため、画面をフルに使って映像を楽しむことが可能だ。さらに外付けの360度カメラも発表されており、スマートフォンで気軽に立体的な写真や映像を撮影することができるようだ。(参考:Essential Products)