関ジャニ 横山×錦戸、セクゾ 佐藤×松島、A.B.C-Z 塚田×戸塚…“シンメ”を越える魅力を持つ人気コンビとは?

A.B.C-Z 塚田僚一×戸塚祥太

(C)タナカケンイチ

 長い下積みの末にデビューをしただけあって、信頼関係が強いA.B.C-Z。その中でも、塚田僚一と戸塚祥太という同級生コンビに注目してみよう。2015年、塚田はバラエティで、戸塚は映画やドラマで活躍を見せた。性格的にも塚田は子供らしく天真爛漫で、戸塚はどちらかと言うと繊細で精神年齢が高め。一見真逆に見えるが、2人の間にはお互い等身大でいられる関係性があるように見える。塚田は戸塚のことが好きだと公言し、夢中になっている感があるが、戸塚の感情は分かりにくい。例えば、メンバーの橋本良亮が騒いでいたとしても戸塚はにっこり微笑んで優しく見守るだけだが、塚田が騒ぎ出すと言い争いを始めたり、蹴りを入れたりするのだ。塚田の存在が戸塚の少年的な部分を引き出すきっかけになっており、その関係性を戸塚も快く思っているのかもしれない。実際、戸塚は『Johnny's net』内のコンテンツで、塚田のことを「大嫌いだけど大好き」と言っていた。このように塚田のストレートな愛情表現と、戸塚の「ツンデレ」な態度から出される空気感が、人気の秘密なのではないだろうか。

 こう見てみると、一口にコンビと言っても様々な萌えポイントがある。シンメに萌えるファンは多いが、こうした“コンビ”に注目してエピソードや関係性を発掘してみると、ひと味違った面白さを味わえるのかもしれない。

(文=高橋梓)

関連記事