Sexy Zone、嵐と同じ5人体制で後を追う? グループはいよいよ新章突入か

 5月5日放送のバラエティ番組『VS嵐』(フジテレビ系)に、Sexy Zoneの5人が出演した。嵐の番組でSexy Zoneが共演するのは、今回が初めてのこと。事務所内のマネジメント体制によって「共演が難しい」と噂されていたが、その予想は今後崩れてくるかもしれない。

(C)タナカケンイチ

 もともと、嵐とSexy Zoneには深いつながりがある。Sexy Zoneの菊池風磨の父親が、嵐のデビュー曲『A・RA・SHI』の作詞に携わっているのだ。今回、番組内でもその話に触れられ、より多くの人の知るところとなった。

 嵐のデビュー時の衣装が、スケスケのビニール素材だったことが鉄板のネタになっていることから「あのカッパみたいなの着てるのを見てどう思ったの?」と松本潤が菊池に振る場面も。菊池がドギマギしながら「いや、ジャニーズってこういう感じなんだなって」と答えると、会場に笑いが起こった。

 そんな縁深い嵐に特別な思いを抱き、ジャニーズを志したのが菊池風磨である。2011年にSexy Zoneとしてデビュー。偶然にも、嵐と同じ5人組グループの一人となり、さらに櫻井翔と同じ慶応大学へと歩みを進めた。きっと、今回の共演に関しても感慨深いものがあったのではないだろうか。

 さらに番組内では、初共演ということから、Sexy Zone5人の自己紹介からスタートした番組は、 それぞれの特徴と魅力が、まんべんなく披露される形となった。ゲーム中に大技を華麗に決めながら、コメントも大真面目なしっかり者の佐藤勝利。「Sexyソーリー、嵐Sexy(アラセクシー)」などSexyワードを連発したキラキラ王子・中島健人。 特技として極真空手を披露するも掛け声の「ジャー!」が炊飯器かとツッコまれる素直で天然な松島聡。 「(メンバーの)指示が遅い…でも、ありがと!」と、ツンデレ発言で天真爛漫なマリウス葉。 そして、一見ヤンチャでありながらも先輩に対する忠義を通しつつ、勝負を全力で楽しむガキ大将な菊池。5人のキャラクターがハッキリしており、お互いの良さを生かすバランスの良さとまとまりがある。そう改めて感じた方も多かったのではないだろうか。

 Sexy Zoneといえば一時期、佐藤、中島、菊池の3人での活動が目立ったこともあり、ファンの間では複雑な気持ちが漂っていた。そんなファンに向けて、6日に菊池が会員制のジャニーズ公式HP『Johnny's web』のブログを更新した。 5人で走り抜けたツアーを振り返り、今の5人体制に幸せを感じていること、そしてこれまでのどのシーンも、それぞれの成長につながっていることに言及。多くのファンが、その言葉に胸を打たれた。

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