AKB48・高橋みなみ、最後の劇場公演で涙のMC「今日で思い残すことはなくなった」

 その後、番組では秋元康が番組と高橋に宛てた手紙を紹介。中居が手紙を読み上げると、高橋は「私が『ありがとうございます』と言わなきゃいけないのに……。自分はここで船を降りますけど、この先も続いて行ってほしいと思います」と号泣した。

 番組終盤では、秋葉原のAKB48劇場と中継をつなぎ、当日行なわれていた高橋の卒業公演の模様をオンエア。高橋はアンコールのMCで「ふと、大島優子が卒業時に言ったことを思い出しました。一番悲しいのは、グループを卒業することじゃなくて、劇場を卒業すること」とコメント。続けて「今日で思い残したことはなくなりました。やり切りました。私が総監督の時についてきてくれてありがとう」と泣きながら語り、自身が初めてセンターを務めた「桜の花びらたち」を披露し、高橋のAKB48メンバーとしての活動は終了した。

 ほかにも、自身のリーダーシップのルーツとして、小学校時代の担任を挙げるなど、グループと高橋の10年を振り返った今回の放送。今後、彼女が去ったグループはどう変化し、高橋はソロアーティストとしてどのようなキャリアを歩むのだろうか。

(文=向原康太)

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