AKB48・高橋みなみ、最後の劇場公演で涙のMC「今日で思い残すことはなくなった」

 4月8日の『中居正広のキンスマスペシャル』に、同日の劇場公演をもってAKB48を卒業した高橋みなみが出演。同じ1期生の小嶋陽菜・峯岸みなみをゲストに迎え、これまでの活動歴や、2014年5月に起こった『握手会襲撃事件』が与えた衝撃、さらには秋元康が高橋みなみへ送った最後の手紙などを取り上げた。

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高橋みなみ『Jane Doe (Type A)(初回プレス盤) 』(NAYUTAWAVE RECORDS)

 番組前半は、AKB48が歩んできた歴史とともに、『握手会』がメンバー・グループの支えとして機能してきたことを紹介。その後、握手会襲撃事件について、高橋は「奥からメンバーが走ってきて、壁の隙間から血が流れてきて……何が起きたかわからなかったけど、誰かがやられたということだけはわかった。一瞬で何かが『終わった』と思いました」と振り返った。

 また、犯人はAKBグループのファンではなく、偶然テレビで見かけたAKB48に目をつけ、襲撃目的で握手券付きのCDを買って犯行に及んでいたという報道があったにも関わらず、メディアでは握手会のシステムを非難する報道が増加。これについて、高橋は「握手会の仕組みをよく知らない人が『これは危ない』と言い出して、一斉に否定しだしたから『来たこともないくせに』とテレビを見ながら思っていた」とコメント映像で振り返った。

 番組中盤、秋元康はコメント映像の中で「AKB48とは高橋みなみのことであり、何か自分が迷ったり見失ったり苦しいことがあったときに、高橋みなみの方に向かっていけば道に迷うことはないと思い、総監督というポジションを与えたんです」と、高橋を総監督に任命した理由を語ると、高橋はスタジオで「正直、秋元先生と距離感が近づいたのはここ数年で。敦子が卒業した時に、向き合わないといけない瞬間が来たんです」と語り、スタジオには前田がサプライズゲストとして登場。前田は高橋について「みんなから好かれる人。私はみんなに好かれているわけじゃなかったので、うらやましいと思った。私もいっぱい怒られました(笑)」と笑いながらグループ時代を振り返った。

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