『滝沢歌舞伎』でタッキーが受け継ぐジャニーズ本流の精神 舞台に注力する活動スタイルを分析
実際、滝沢は面倒見も良く、彼を慕う後輩も多いため、事務所内でも特別な立ち位置にいるという。
「舞台での活躍に重きを置いた堂本光一さんと滝沢さんは、ジャニーさんの2大お気に入り、ともいわれています。光一さんは、どちらかというと自分の道を突き進む職人気質なところがありますが、滝沢さんには、まるでジャニーさんの息子のような二世感が漂っているんです。後輩の相談にプライベートを割いて乗ってあげたり、『滝沢歌舞伎』で地方に行った時にご飯をごちそうしたりする、後輩思いなエピソードもよく耳にします。自分の傘下にいる後輩をどうにか食べさせていこう、という感覚と、彼らを育てていこうとする意識があるのでしょう。ジャニーズの中でも本当に頼られる存在だと聞きます。事務所や後輩、ジャニーズを背負っているという意識を持って活動しているからこそ、舞台での活躍を大切にしているのではないでしょうか」
いまなおストイックに自らの実力を磨き続ける滝沢は、今後のジャニーズの発展を支える存在なのかもしれない。なお、9月23日にはタッキー&翼、久々のシングルリリースも決定している。エンターテイナーとしてさらに磨きのかかった姿を、テレビなどで見る機会も増えそうだ。
(文=竹上尋子)