2ndミニアルバム『トランス状態』インタビュー

sympathyが秘めるナチュラルな魅力とは? 「4人で気持ちを分かち合いながら音楽をやっている」

 

「自分たちが満足できる曲ができたときは、すごく楽しい」(柴田)

——将来的にはメンバー全員、東京に来る予定なんですか?

柴田:みんなが東京に来るんだったら、近くに住もうねって言ってますけどね。

田口:ただ、(大学)卒業後はどうなるかわからないですからね。そこも模索中です。

——sympathyというバンド名の由来は?

田口:結成してすぐに考えたんですけど、なかなか決まらなかったんです。で、英語の辞書を持ってきて「パッと開いたところで、いいと思う単語にしよう」ってことになって。それを3回くらいやって“sympathy”になりました。

柴田:綴りもかわいいし、これがいいなって。

——確かに“sympathy”って、デザイン的にもかわいいかも。

柴田:途中、改名しようって話も出たんですけどね(笑)。

田口:めんどくさいから、そのままになりました(笑)。“sympathy”には“共鳴”とか“苦しみを分かち合う”という意味もあって。私たちは4人で気持ちを分かち合いながら音楽をやっているし、すごくいいなって思いますね。誰が歌詞を書いてきても、すぐにみんなで共有して“わかる!”ってなるので。

——これからはバンドとリスナーの共鳴も増えていくだろうし。良いバンド名じゃないですか。

田口:そんな気がしてきました(笑)。

柴田:ジンワリと感じてきましたね(笑)。

——この先、どんなバンドになっていきたいですか?

柴田:まず、楽しくライブをやれるようになりたいですね! 毎回、「初めてライブをやる」くらいに緊張してるので。

田口:あとは(キャッチコピーの)“超絶無名バンド”から脱したいです。まずは“超絶”をなくしたいですね。

——そうすると“無名バンド”になっちゃいますよ。

柴田:“無名”を取って、“超絶バンド”のほうがいいかも。凄そうじゃない?

田口:そうだね(笑)。

——(笑)バンドをやっていて、いちばん楽しいのってどんなとき?

柴田:私はスタジオで新曲を演奏してるときですね。自分たちが満足できる曲ができたときは、すごく楽しいです。

田口:みんなで「こうしたらいいんじゃない?」って作ってるときも楽しいですね。

——ホントに仲がいいんですね。

田口:東京に来たときは4人で柴田の家に泊まるんですけど、それもすごく楽しいんですよ。

柴田:大盛り上がりです(笑)。みんなが寝ている様を見ているのが、すごくおもしろいんですよー。

田口:(笑)。

柴田:車で移動してるだけでも楽しいし。

——ツアーやったら最高じゃないですか。

柴田:それは高校のときからずっと言ってますね。みんなで車に乗ってツアーして……それをやるためにバンドを続けたところもあるかも。

田口:そうだね。順番が逆だけど(笑)。

柴田:“メンバー大好き”みたいになっちゃいましたね(笑)。

(取材・文=森朋之/撮影=竹内洋平)

■リリース情報
『トランス状態』
発売:7月15日(水)
価格:¥1,800+税

<CD収録内容>
1.女子高生やめたい
2.さよなら王子様 (アルバム・リード曲)
3.紅茶
4.有楽町線
5.泣いちゃった
6.あの娘のプラネタリウム

■ライブ情報
『トランス状態 ON THE STAGE 〜フライデーナイトはどうなっちゃうのー?!〜』
日程:8月21日(金)
OPEN 18:00 / START 18:30
会場:大阪 BIGCAT
全席自由フリーライヴ※ドリンク代不要

http://sympathy-yureru.com/

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